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シンジュガヤ nutrush

世界大百科事典 第2版の解説

シンジュガヤ【nutrush】

球形で堅く,光沢のあるクリーム色果実がちょうど真珠を思わせるので真珠茅(しんじゆがや)の和名がある(イラスト)。熱帯を故郷とするカヤツリグサ科の1種である。茎は短い根茎から直立し,高さ80cmくらいで,数個の節があり,中央部から上に数枚の葉をつける。葉鞘(ようしよう)に翼がある。9月ころ,茎の頂にまばらな円錐花序を出し,雄と雌の褐色を帯びた小穂をつける。果実は球形で径2.5mmくらいで,白っぽい。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シンジュガヤ
しんじゅがや / 真珠茅
[学]Scleria levis Retz.

カヤツリグサ科の多年草。太い根茎を伸ばし、群生する。草丈50~90センチメートル、茎の断面は三角形。葉は幅5~8ミリメートルで、やや堅い。花期は夏から秋。果実は球状で灰白色、表面は堅くエナメル質状になる。日当りのよい湿地に生え、和歌山県、四国から沖縄、および東アジアからインド、オーストラリアの暖帯、熱帯に分布する。名は、果実を真珠に見立てたものである。[木下栄一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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