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ジスキネジー ジスキネジー dyskinesia

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デジタル大辞泉の解説

ジスキネジー(dyskinesia)

《「ジスキネジア」とも》運動障害。体性神経障害による手足の筋の随意運動低下、不随意運動アテトーゼなど)や自律神経障害による胆道ジスキネジーのような腸管の運動障害がある。

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家庭医学館の解説

じすきねじー【ジスキネジー Dyskinesia】

[どんな病気か]
 中枢神経(ちゅうすうしんけい)の病気によっておこる不随意運動(ふずいいうんどう)を総称してジスキネジーといいます。
 バリスムとアテトーゼの2種類があります。
■バリスム
 バリスムは、「飛び上がる」という意味のギリシア語で、文字どおり自分の意志に反して、からだが激しくばたんばたんと動きます。下肢(かし)(脚(あし))よりも上肢(じょうし)(腕)におこりやすいものです。
 上肢におこった場合、自分のからだを打ち続けることもあります。
 からだの片側におこるのがふつうなので、ヘミバリスム(ヘミ=半分という意味)ともいいます。
■アテトーゼ(アテトーシス
 舞踏病(ぶとうびょう)(「舞踏病」)とジストニア(「ジストニア(ジストニー)」)が混合しているような動きになることが多く、一定のパターンをもたない、ゆっくりとした動きが、四肢(しし)(両手足)とくに前腕におこります。
[原因]
 多くは出生時や生後の中枢神経系の病気でおこります。
 このほかに、薬の服用が原因でおこるものがあります。薬の服用後、遅れて出てくる症状という意味で、これを遅発性(ちはつせい)ジスキネジーといい、精神病の治療薬を服用している人、とくに高齢者ほどおこりやすくなります。
 遅発性ジスキネジーは、舌が口から飛び出る、舌がねじれる、しかめっ面になる、ガムをかんでいるように口を動かす、まばたきをするなど、口、頬(ほお)、舌の運動異常が主体となります。上肢、下肢の舞踏病のような動きや筋肉の異常な緊張によるねじれ、突っ張りがみられることもあります。
[治療]
 中枢神経系の病気が原因であれば、その治療をします。
 薬剤の服用が原因と思われるときは、まず、その薬剤の服用を中止します。運動神経のはたらきを抑制するバクロフェンパーキンソン病治療薬アマンタジンが効果があるとされています。中枢神経のはたらきを抑制するレセルピンが有効という報告もあります。

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世界大百科事典内のジスキネジーの言及

【胆道ジスキネジー】より

…ジスキネジーはもともとドイツ語で,運動障害を意味し,語源はギリシア語dyskinēsia。胆道(胆囊と胆管)に胆石,炎症や腫瘍などの器質的病変がないにもかかわらず,胆囊や胆道括約筋の運動・緊張異常が原因で,疼痛を訴える病態を指す。…

※「ジスキネジー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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