スチュワーデス(英語表記)stewardess

翻訳|stewardess

デジタル大辞泉 「スチュワーデス」の意味・読み・例文・類語

スチュワーデス(stewardess)

旅客機などで、乗客世話をする女性乗務員。エアホステス。→スチュワード
[補説]現在では、性差のない語である「キャビンアテンダント」「フライトアテンダント」を使うことが多い。
[類語]キャビンアテンダントフライトアテンダントスチュワード

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「スチュワーデス」の意味・読み・例文・類語

スチュワーデス

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] stewardess )
  2. 客船などの女性の乗客係、給仕
    1. [初出の実例]「主厨長(チーフシチウアード)給仕女(シチウアーデス)、此順序にて」(出典風俗画報‐二三九号(1901)船客姓名一覧表の掲示)
  3. 旅客機内で、乗客へのサービスをする女性の客室乗務員旧称。現在では、男女ともにフライトアテンダントという。エアホステス。
    1. [初出の実例]「機体の胴体の穴からスチュアデスと事務員が出て来て」(出典:黒い蝶(1955)〈井上靖〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「スチュワーデス」の意味・わかりやすい解説

スチュワーデス

エア・ホステスとも呼ばれた。旅客機に乗り込む女性客室乗務員。乗客が快適に旅行できるようサービスと便宜を提供し,非常の際には乗客の安全の確保と,避難の誘導等の責任を負う。1930年,米国ユナイテッド航空の旅客機に初めて誕生し,1931年には日本でも,3名の女性がエアー・ガールの名で登場した。航空法規定の乗組員ではない。男性の場合はスチュワード。なお近年,業務の見直し,命令系統の簡略化などの理由でフライトアテンダントという名称に切り替えられており,国際的にもキャビンアテンダントやフライトアテンダントという呼び方がふつうである。
→関連項目航空機乗組員

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スチュワーデス」の意味・わかりやすい解説

スチュワーデス
すちゅわーです
stewardess

航空機に客室乗務員として乗り組み、旅客の保安業務とサービスを行う女性の呼称。しかし、1980年代以降は男女の区別がある職業名称を男女共通の名称に変える傾向があり、フライト・アテンダント(FA)、キャビン・クルーなどとよばれている。

[松下正弘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スチュワーデス」の意味・わかりやすい解説

スチュワーデス

客室乗務員」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のスチュワーデスの言及

【航空機乗組員】より

…また,計器飛行や操縦教育を行う場合にもそのそれぞれについて資格を取得しなければならない。 一方,輸送機の客室乗組員はパーサー(事務長)とスチュワードおよびスチュワーデスに分かれ,ほぼ旅客30~40人に対して1人の割りで乗り組むが,いずれもサービス業務のみならず非常の際の避難指揮,誘導にも責任を負っている。なお,軍用機では操縦士のほか偵察員,銃・爆撃手,電子・音響機器要員,戦闘指揮官など多種類の乗員がある。…

※「スチュワーデス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android