ストックトンオンティーズ(その他表記)Stockton-on-Tees

デジタル大辞泉 の解説

ストックトン‐オン‐ティーズ(Stockton-on-Tees)

英国イングランド北東部、ダラム州の都市。ティーズ川下流部に位置する。19世紀以降、石炭の積み出しのほか鉄鋼業造船業により発展。1825年、ダーリントンとの間に世界初の旅客鉄道が開通した。20世紀後半、重工業が衰退して再開発が進められ、日本企業やダラム大学などが誘致された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ストックトンオンティーズ
Stockton-on-Tees

イギリスイングランド北東部の都市。単一自治体(ユニタリー unitary authority)。ミドルズブラの西方,ティーズ川の下流部両岸を占める。ティーズ川北部は旧ダラム県,南部は旧ヨークシャー県に属する。1974年の自治体再編でクリーブランド県の一部となり,1996年に単一自治体となった。荘園の領主邸を中心に発展した町で,初め農業地帯の市場町であったが,1825年,西のダーリントンとの間に世界最初の公共鉄道が開通し,南ダラム炭田と結ばれてから石炭積出港となり,その後工業が発達し始め,石油化学肥料製鉄,機械など重化学工業の中心地となった。20世紀後半になると重工業は衰退し,軽工業,サービス業が経済の主力となった。面積 204km2。人口 18万6700(2005推計)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ストックトン・オン・ティーズ
すとっくとんおんてぃーず
Stockton on Tees

イギリス、イングランド北部にあるユニタリー・オーソリティーUnitary Authority(一層制地方自治体)の都市。人口17万8405(2001)。ティーズ川下流部に位置する。中世には農業地帯の市場町であったが、19世紀以降、鉄鋼造船などの工業が発達している。1825年、ダーリントンとの間に世界最初の旅客鉄道が開通した。

井内 昇]

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