イギリスの細胞遺伝学者。ロンドン大学卒業後ジョン・イネス研究所勤務。のちにオックスフォード大学教授。1931年、減数分裂は体細胞分裂の早熟な型であるとする早熟説をたてた。また染色体が他の染色体および自分自身に巻き付くことに注目し、目に見える螺旋(らせん)は、目に見えない分子螺旋がつくられることにより生じると考え、染色体のねじれや巻き戻しの機構を考察した。また、1940年ころより、カスペルソンの影響を受け、核酸代謝と細胞遺伝学に関する多くの論文を書き、染色体の化学的構造を追究した。そのほか、キアズマ型の二面説、染色体環形成の機構、低温による染色体の退色、異常対合の発見など多数の研究がある。
[石館三枝子]
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イギリス,イングランド北東部,ダラム州南部にある工業都市。人口10万(1993)。ティーズ川の支流スカーン川に臨み,19世紀以降付近の北東イングランド炭田やクリーブランド鉄山を背景に重工業が発展し,現在も鉄鋼,機関車,橋梁などの工場が集中する。グレート・ノース道路に沿う交通要地で,産業革命までは亜麻・毛織物業の行われる地方市場町であった。1825年に17km東方のストックトンStocktonとの間で世界初の旅客列車が運行を開始してから鉄道交通の中心となり,その第1号機関車はバンク・トップ駅に展示されている。市内のセント・カスバット教会は12世紀の初期イングランド様式で知られ,また北郊のエークリフには軽工業団地を含むニュータウンが建設されている。
執筆者:長谷川 孝治
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