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スペイン法 スペインほう

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世界大百科事典 第2版の解説

スペインほう【スペイン法】

ローマ帝国領の一部でしかなかったイベリア半島に5世紀初頭に西ゴート人の王国が誕生し,この地に初めて独自の政治組織と法が形成されるようになった。西ゴート王国には法典編纂に意欲をもつ王が少なくなく,ゲルマン民族最古の法典といわれるエウリック法典をはじめとしてアラリック抄典レオビギルド法典リーベル・ユディキオルムといった重要な法典がつくられた。イスラムの侵攻から国土回復戦争(レコンキスタ)が終了するまでの8世紀間のイベリア半島には,イスラム王国と複数のキリスト教徒の国が併存し,それらが別個に法を形成するが,8~13世紀のキリスト教の諸国では国単位の法は存在せず,都市・村落を単位とする局地法が無数に乱立していた。

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