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スミソニアン体制 すみそにあんたいせい Smithsonian system

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知恵蔵2015の解説

スミソニアン体制

ブレトン・ウッズ体制の崩壊後、金交換性のない米ドルを中心とした国際通貨体制の構築が試みられ、同年12月にワシントンスミソニアン博物館開かれた10カ国蔵相会議で新体制について合意した。これをスミソニアン体制と呼ぶ。スミソニアン体制では変動幅は中心相場の上下各1%から上下各2.25%に拡大された。同時に、ドルの切り下げ(金価格の引き上げ)と各国通貨の調整(ドルに対する切り上げ)が実施された。円も16.88%切り上げられ、1ドル=308円となった。その後もドルに対する信認は容易には回復せず、73年2月には日本が変動為替相場制に移行し、3月にはEC諸国も同じく移行、スミソニアン体制は完全に崩壊した。

(絹川直良 国際通貨研究所経済調査部長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

スミソニアン‐たいせい【スミソニアン体制】

Smithsonian monetary system》1971年12月にG10で締結されたスミソニアン協定、およびそれに続く主要国間の多角的通貨調整によって、1973年3月に主要国の通貨が全面的に変動相場制へ移行するまで維持された、固定相場制による国際通貨体制。

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百科事典マイペディアの解説

スミソニアン体制【スミソニアンたいせい】

1971年12月,米国ワシントンのスミソニアン博物館で開催された10ヵ国蔵相会議で合意された国際通貨に関する新体制。スミソニアン合意とも。1971年8月,米国のニクソン大統領がドルの金交換停止を発表(ニクソン・ショック)したことにより〈ブレトン・ウッズ体制〉が崩壊し,それに替わる秩序として構築された。
→関連項目並行輸入

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外国為替用語集の解説

スミソニアン体制

1971年12月、米国のワシントンにあるスミソニアン博物館で、先進10カ国蔵相会議により取り決められた固定相場制。ドルの切り下げと為替変動幅の拡大が取り決められた。金とドルの交換率は1オンス=35ドルから38ドルへ引き上げ、ドルは7.89%切り下げ、円は1ドル=360円から308円(16.88%)に切り上げ、為替変動幅は上下各1%から上下各2.25%へと広げた。しかし、スミソニアン体制でも、米国や英国の国際収支の悪化は止まらず、スミソニアン体制はわずか2年で崩壊。1973年に主要先進国は変動相場制に移行。

出典|(株)マネーパートナーズ
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スミソニアン体制
すみそにあんたいせい

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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