セイロン

世界大百科事典 第2版の解説

セイロン【Ceylon】

ヨーロッパ諸語に由来するスリランカ呼称シンハラ語による〈シンハラ・ディーパSinhala‐dīpa〉(〈獅子の子孫の島〉の意)が,アラビア語で〈セランディーブ〉となまり,ポルトガル語の〈セイラーンCeilão〉になりヨーロッパ諸語にとり入れられたといわれる。1956年の公用語法によりシンハラ語が公用語になるまで,英語が公用語であったので,これがスリランカの正式国名でもあった。今日でも,セイロン紅茶をはじめ,広く使われ,政府も海外広報用には,セイロンという呼称を用いている。

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世界大百科事典内のセイロンの言及

【インド】より

…東岸部では,デカン高原上から流下する諸河川が河口部に大きなデルタを形成する。 一方,島嶼部はセイロン島,ミャンマーのアラカン山脈から大スンダ列島へと連なる第三紀褶曲山脈列上に位置するアンダマン,ニコバル両諸島,およびサンゴ礁からなるラカディーブ,モルジブ両諸島を主とする。このうちセイロン島は,第三紀の形成になる北西部の平たん地帯を除いて,デカン高原南端部と同じ性格の安定陸塊を基盤としている。…

【スリランカ】より

…正式名称=スリランカ民主社会主義共和国The Democratic Socialist Republic of Sri Lanka面積=6万5610km2人口(1996)=1831万人首都=スリ・ジャヤワルダナプラ・コーッテSri Jayawardanepura Kotte(日本との時差=-3.5時間)主要言語=シンハラ語,タミル語通貨=スリランカ・ルピーSri Lanka Rupeeインド亜大陸の南東端の海上に位置する,セイヨウナシの形をした島国である。英領時代には,外国ではセイロンとして知られていた。面積は九州と四国を合わせたよりも少し広い。…

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