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セフェム系抗生物質 セフェムけいこうせいぶっしつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

セフェム系抗生物質
セフェムけいこうせいぶっしつ

b-ラクタム系抗生物質の一つで,ペニシリン骨格中の5員環が6員環になった構造をもつ。 1945年に放線菌より単離されたセファロスポリンが耐性菌にも活性を示したことをきっかけに開発,研究が進められた。その生物学的特徴から,ペニシリン耐性菌を含むグラム陽性菌に強い活性を示す第1世代薬,b-ラクタマーゼに対する安定性の強化とともにグラム陰性菌に対する活性も併せもつ第2世代薬,グラム陰性菌に対する活性の増加とともに酵素に対する安定性も増した第3世代薬に分類される。さらに近年,黄色ブドウ球菌に対する抗菌力にすぐれ経口剤として投与可能な第4世代ともいえる薬剤も開発されている。

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デジタル大辞泉の解説

セフェムけい‐こうせいぶっしつ〔‐カウセイブツシツ〕【セフェム系抗生物質】

cefems antibiotics》ベータラクタム系の抗生物質。多くのグラム陽性菌陰性菌に作用する。細菌の細胞壁の合成を阻害すると考えられている。

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