無顆粒球症(読み)むかりゅうきゅうしょう(英語表記)agranulocytosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

無顆粒球症
むかりゅうきゅうしょう
agranulocytosis

アグラヌロチトーゼ。白血球のうち顆粒球 (好中球,好酸球,好塩基球) が著しく減少した状態をいう。原因のなかで最も多いのは,薬剤 (サルファ剤アミノピリンクロマイ,抗甲状腺剤,抗癌剤など) によるもので,その他に放射線障害,血液疾患,膠原病,遺伝性のものなどがある。症状は高熱,扁桃炎,壊疽性口内炎などで,重症の場合には敗血症を起す。

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世界大百科事典内の無顆粒球症の言及

【血液】より

…白血病と悪性リンパ腫は代表的な血液の癌である。 細菌感染などでは防御反応として顆粒球が増加するが,薬物アレルギーなどで急激に減少することもあり,これを無顆粒球症という。まれな遺伝性疾患として,顆粒球の機能が異常で,殺菌力が欠如しているため身体各所に感染症をきたす疾患もある。…

【白血球】より

…アミノピリンなどの解熱剤やその他の薬剤を投与されて,急激に好中球が減少することがある。一種のアレルギーによる好中球の破壊と考えられているが,このように好中球が極度に減少した状態を無顆粒球症という。一方,炎症が起こると骨髄からの好中球の供給が増し,末梢血液中の好中球は増加する。…

※「無顆粒球症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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