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タイショウエビ(大正蝦) タイショウエビPenaeus chinensis

世界大百科事典 第2版の解説

タイショウエビ【タイショウエビ(大正蝦) Penaeus chinensis】

水産業上とくに重要な甲殻綱クルマエビ科のエビで,体長27cmに達する大型種。標準和名はコウライエビ(高麗蝦)(イラスト)。中国の渤海湾と黄海特産種で,日本の市場に出されるものはもっぱら黄海でトロールで漁獲されたものであるが,世界各地から輸入されるクルマエビ類のうち,特別の斑紋をもたないものはすべて〈大正エビ〉の商品名で取り扱われているので注意を要する。淡灰色で,尾扇が朱褐色,その先端が黒褐色。3月には沖合から沿岸域を目ざして回遊を始め,4月には山東半島沿岸に達し,5月には産卵場である渤海湾奥部に達する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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