出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
… この地方は土地がやせていたため,大農園制は発達せず,自給的農業が営まれた。また植民地建設当初からタウンと呼ばれる自治的村落共同体が普及し,そのうえにタウン・ミーティングのごとき住民参加の民主主義や会衆派教会に基づく宗教的生活様式が育成された。沿海地方では捕鯨を含む漁業,海運業,造船業が早くから栄え,ボストン,セーラム,ニューポートなどの都市が発達し,商人層が勢力を伸ばした。…
…アメリカ北東部のニューイングランド,およびニューイングランド出身のヤンキーが移住した中西部の北部に位置する州では,タウンが地方政治制度の中核であり,タウン・ミーティングはこのタウンの最高議決機関である。通例毎年1回,主として春に開催されるが,全有権者が参加する権利をもっており,実際上はすべての男子住民が参加できる慣習が植民地時代から確立していた点で,アメリカの政治制度の中では唯一の直接民主政の形態をとっているといえる。…
…この点はともあれ,以下では,アングロ・サクソン型に属するイギリスとアメリカ合衆国,ならびに大陸型に属するフランスとドイツの地方自治の歴史を概観することによって,両類型の差異を検討してみることにしよう。
[アングロ・サクソン型の地方自治]
イギリスには,中世以来,バラborough,カウンティcounty,パリッシュparish(教区),タウンtownといった多様な地域社会が存在した。バラは王ないし封建諸侯が発した憲章によって特権を享受していた自治都市である。…
…体長28~33cm,尾長3~11.5cm,体重0.7~1.4kg。 ふつう8頭前後の個体が共同生活する〈コテリーcoterie〉とよばれる集団がそれぞれになわばりを接して,巣穴をきずき,全体では数十万~数百万の個体数をもつ〈タウンtown〉となる。かつては6万4000km2にわたって広がり,個体数4億を擁するタウンも存在した。…
…中国南部のレイシおよびリュウガン,東南アジアのランブータン,西アフリカのアキーa kee Blighia sapida Koenigなどは,種子のまわりの肉質の仮種皮が食べられるので,熱帯~亜熱帯で広く栽培される。木材が有用なものはこの科には少ないが,東南アジアからポリネシアに広く分布するPometia pinnata Forst.の材は最近おもにニューギニア地域からかなり多く日本に輸入され,マトアmatoaまたはタウンtaunの名で知られる。【緒方 健】。…
※「タウン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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