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タロット Tarot

翻訳|Tarot

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タロット
Tarot

タローともいう。 14世紀初頭イタリアで占いに使われていたといわれる特殊なカード。0から 21まで番号を打った,宗教画をデザインした 22枚のカードで,1枚ずつまたは2枚以上の組合せで特別な意味をもたせてある。ほかに4種のマーク各 14枚で計 56枚のカードを組合せたものもある。現在も占いの世界では「タロット占い」として行われている。

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世界大百科事典 第2版の解説

タロット【tarot】

22枚の〈大アルカナ〉(アルカナarcanaは〈秘密〉の意のラテン語arcanumの複数形)と呼ばれる絵札と,56枚の〈小アルカナ〉からなる一組78枚のカード。主として卜占に用いる。英語tarotの正確な発音はタローだが,日本ではもっぱらタロットと呼びならわされている。なおフランス語ではタロtarot,イタリア語ではタロッコtaroccoという。〈小アルカナ〉56枚は,それぞれ百姓・貴族・商人・僧侶の4段階に対応する14枚ずつの4組,棍棒・剣・金貨・聖杯に分かれ,その1組14枚がさらに10の数札とキング・クイーン・ナイト・ジャックの4枚の親札からなり,のちにこれだけが独立して近代のトランプの前身となる。

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大辞林 第三版の解説

タロット【tarot】

二二枚の寓意札と五六枚の数位札からなる一組七八枚のカード。占いに用いる。タロー。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タロット
たろっと
tarot

一般にタローとよばれる。トランプ(カード)の前身で、切札(きりふだ)22枚と56枚のカードの計78枚一組である。現在ではトランプ占いなどに用いられる。[編集部]

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世界大百科事典内のタロットの言及

【トランプ】より

…英語ではプレーイング・カードplaying card(略してカードcard)といい,トランプtrump(勝利triumphと同語源)は〈切札〉のことをいう。
[歴史]
 カードの起源は東方にあるといわれ,18世紀フランスの神秘学者クール・ド・ジェブランは,カードと密接な関係にあると考えられているタロットのエジプト起源説を唱え,その他チェスと同様にインド起源説,中国唐時代の紙幣起源説があるが,いずれも確証はない。これがサラセン人,十字軍,あるいはジプシーによってヨーロッパにもたらされたといわれ,14世紀イタリアを中心に発達したものと思われる。…

【魔術】より

…19世紀末の魔術運動にみずから参加したJ.K.ユイスマンス,A.マッケン,B.リットンらの作家は,魔術そのものを文学の主題に据え,儀式魔術の美学的特性を大いに喧伝した。またタロットが新しくデザインされ,ラファエル前派やフランス象徴主義が隆盛を極めたのもこの時期にあたる。フランスではJ.ペラダンを中心に薔薇十字主義の芸術サロンが生まれ,E.サティの音楽などが作られている。…

※「タロット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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