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ダライ・ラマ14世 ダライ・ラマじゅうよんせい Dalai Lama XIV

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダライ・ラマ14世
ダライ・ラマじゅうよんせい
Dalai Lama XIV

[生]1935.6.6. 青海
チベット人の精神的指導者。名はテンジン・ギャツォ。1940年第14世としてポタラで即位。中華人民共和国の成立後,中国の一部としてチベット政府が地域自治を行なうべきだとの呼びかけにこたえなかったため,1950年夏中国人民解放軍により昌都を占領され,中国の和平解放を受け入れて 1951年5月チベット協定に調印した。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵miniの解説

ダライ・ラマ14世

第14代のチベット仏教の最高指導者であり、チベット亡命政府の元首長。法名はテンジン・ギャツォ。1935年7月6日、チベット北部の農家に生まれる。2歳の時、33年に死去したダライ・ラマ13世の転生者と認定され、40年にダライ・ラマ14世として即位した。59年、統治権を主張する中国政府とチベット民衆との間に起こった動乱の激化により、インドダラムサラへ脱出。同地にチベットの亡命政府を樹立し、チベット難民組織の頂点に立った。2011年に政治的指導者の地位は退いたが、その威信は今も続いている。亡命後から現在に至るまで、国連を通じてチベット問題の平和的解決を訴えると共に、日本を含む世界各地を訪問し、仏教の教えを説く法話や世界平和実現に向けての講演を行っている。こうした活動が評価され、1989年にノーベル平和賞を受賞した。

(2012-08-29)

出典|(株)朝日新聞出版発行
(C)Asahi Shimbun Pubications Inc
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20世紀西洋人名事典の解説

ダライ・ラマ14世
Dalai Lama ⅩⅣ


1935.6.6 -
チベットの僧。
ラマ教法王。
青海省生まれ。
本名テンジン・ギャムツォ。
別名達頼喇嘛
5歳で出家し、1940年ポタラ宮に迎えられ即位する。’51年中国とチベット協定を結び、’53年中国仏教教会名誉会長となり、’54年第1期人民代表大会チベット代表を歴任し、’56年チベット自治区準備委員会主任委員となる。’59年チベット動乱の鎮圧後、インドへ亡命する。チベットのラマ教教主で世界仏教徒連盟などで活躍し、チベットの宗教的象徴である。89年ノーベル平和賞受賞。

出典|日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)
(C) 1995 Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
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現代外国人名録2012の解説

ダライ・ラマ14世
ダライラマジュウヨンセイ
Dalai Lama XIV


専門
宗教指導者

肩書
チベット仏教(ラマ教)最高指導者

本名
テンジン・ギャツォ(丹増嘉措)〈Tenzin Gyatso〉

生年月日
1935/7/6

出生地
チベット アムドタクシェ村

学位
ゲシェ・ラランパ(仏教学の最高学位)〔1959年〕

経歴
1939年ダライ・ラマ13世の転生として認定され、’40年2月12日4歳半のときラマ教の聖地ラサ市に行きポタラ宮殿で14世ダライ・ラマに即位、チベットの政治、宗教の最高権威者となる。第二次大戦中は中立。中華人民共和国成立後、中国と対立し、’50年中国人民解放軍のチベット進駐を許したが、’51年平和解放のチベット協定を結び、親中国で別派のパンチェン・ラマ10世と和解した。その後’53年中国仏教協会名誉会長、’54〜59年全人代常務委副委員長、’56年チベット自治区準備委員会主任委員などを歴任。しかし、’59年3月反中国のラマ教僧侶、貴族、数万の一般民衆がラサ市で起こした“チベット反乱事件”(チベット動乱)で、インドへ亡命。以降インドのパンジャブ州ダラムサラに亡命政府を樹立し、非暴力によるチベットの解放運動・チベット自治政府樹立運動を指導。’64年チベット自治区準備委主任委員解任。’79年中国の政変に伴い、初の代表団を北京及びチベット本土へ派遣。’89年ノーベル平和賞受賞。’97年チベット民族蜂起38周年を記念して、声明を発表。同年初めて台湾入りした。世界各地を巡り、講演・法要などを行い、チベット問題を国際世論アピールしている。2008年3月以降中国チベット自治区などで騒乱が起きるが、北京五輪開催支持、暴力否定の記者会見を行う。2010年2月オバマ米大統領と会談。2011年8月チベット亡命政府の政治権限をロブサン・センゲ新首相に移譲。著書に「チベットわが祖国―ダライ・ラマ自叙伝」「愛と非暴力―ダライ・ラマ仏教講演集」「瞑想と悟り―チベット仏教の教え」「ダライ・ラマ,イエスを語る」「ダライ・ラマ,他者と共に生きる」「ダライ・ラマ、慈悲の力―来日講演集」などがある。’67年以来、来日多数。

受賞
ノーベル平和賞〔1989年〕 モンゴル平和勲章〔1979年〕 名誉博士号(フランス)〔1984年〕;自由人権財団賞(スイス)〔1988年〕;米国議会人権賞(第1回)〔1989年〕;米国議会金メダル〔2007年〕

出典|日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)
(C) 2012 Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
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