共同通信ニュース用語解説 「チベット暴動」の解説
チベット暴動
中国チベット自治区ラサで2008年3月10日、チベット仏教僧侶ら数百人が中国の抑圧的統治に抗議し、多数が拘束された。14日には住民らが店舗や車両を燃やし、大規模暴動に発展。抗議は甘粛、四川、青海各省に拡大した。当局が武力鎮圧し当局発表で約20人が死亡。チベット亡命政府は08年4月、死者は約200人と発表した。亡命政府によると09年から22年までの焼身抗議は160人近くに上るが、統制強化で減少しており22年は2人だった。亡命者も減り、20年にインド北部ダラムサラにたどり着いたのはわずか5人。(北京共同)
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