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非暴力 ヒボウリョク

世界大百科事典 第2版の解説

ひぼうりょく【非暴力】

一般的には暴力を用いないことであるが,インド独立運動の父マハートマー・ガンディーによって政治理念として掲げられ,非協力不服従の粘り強い運動の根幹をなす。彼が南アフリカでインド人の人権擁護のための政治運動の理念として案出した〈サティヤーグラハ(真理の把捉)〉に起源を有する。この非暴力の原語はアヒンサーahiṃsāであるが,これは元来,古代のベーダの祭りの重要な要素として家畜を殺害すること(ヒンサー)に対して,輪廻とそこからの解脱を唱える人々によって強調された大きな徳目で,あらゆる生物を傷つけたり殺したりしないことを意味する。

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大辞林 第三版の解説

ひぼうりょく【非暴力】

権力に対する民衆の抵抗闘争において、暴力的手段を用いずに、デモ・ボイコット・断食・座り込みなどの大衆的抵抗を行うこと。インドのガンジーやアメリカのキング牧師によって唱えられた。

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世界大百科事典内の非暴力の言及

【ガンディー】より

…93年にある訴訟事件の依頼で南アフリカのナタールに渡ったことでその人生はコペルニクス的転換を見る。すなわちそこに働くインド人年季契約労働者の市民権獲得闘争を指導することとなり,自ら〈サティヤーグラハ(真理の把持)〉と名付ける大衆的非暴力抵抗運動を成功に導く。22年間アフリカに滞在し,第1次大戦勃発後の1915年1月インドに戻る。…

※「非暴力」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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