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ダラト ダラトDa Lat

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダラト
Da Lat

ベトナム中南部,ラムドン省の省都。ホーチミン市北東約 230km,ベトナム中部高原の一部をなすラムビエン高原にある。標高約 1500mの高地にあるため涼しく,年平均気温は 20℃をこえない。年降水量は約 1800mmで,その大部分は南西の季節風が吹く7~10月に降る。 20世紀初めよりフランスが避暑地として開発し,ベトナム有数の保養都市として知られるようになった。市内外には大小の湖,丘,マツ林,滝などがあり,風光明美。周辺一帯は高原野菜と花卉の一大産地で,市はその集散地ともなっている。ダラト大学 (1958) ,パスツール研究所がある。近郊には少数民族が住む。首都ハノイとホーチミン市を結ぶ幹線鉄道から分岐する支線が市まで延びているほか,ホーチミン市との間に幹線道路が通じている。

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世界大百科事典 第2版の解説

ダラト【Da Lat】

ベトナム南部の都市。人口10万6000(1992)。アンナン山脈末端をなす高原の中央に位置し,標高約1500m。周囲を標高1700mほどの山々に囲まれる。ホー・チ・ミン(旧,サイゴン)市の北東約240km。平均気温は夏18℃,冬も14℃ほどで,このため20世紀初頭からフランス人により避暑地として開かれ,特に旧サイゴン市住民にとっては日本の軽井沢にも匹敵する土地となった。1920年には海岸を通る縦貫鉄道からここへ支線が引かれた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ダラト
だらと
Dalat

ベトナム南部、ラムドン省の省都。ホー・チ・ミン市の北東235キロメートルにあり、高原避暑地として知られる。人口12万6900(2003推計)。ランビアン高原(平均標高1500メートル)に位置するため、夏季の平均気温は18℃、冬季は14℃程度である。国道11号線、20号線のほか、空港もある。1897年フランス人のイルサンが開発し、以来今日まで同国第一の避暑地として夏季はにぎわう。ホテル、サナトリウム、大学研究所があり、周辺ではホー・チ・ミン市へ供給する花や野菜が栽培される。南東20キロメートルには日本の賠償により建設されたダニム水力発電所がある。[菊池一雅]

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