スイス北部、アルプスと中央低地との境界部に、堆石(たいせき)(モレーン)によりせき止められてできた鎌(かま)形の湖。面積90.1平方キロメートル(付属湖のオーバー湖を含む)で国内第六位、最大幅員3.85キロメートル、最大水深143メートル。湖尻(こじり)にはスイス第一の都市チューリヒが立地する。19世紀後半に鉄道と湖岸道路が建設されるまでは、湖上交通がグラウビュンデン州や、さらに峠を越えてイタリアに至る重要な商業ルートであった。現在は湖岸や島の観光ハイキング用に就航する船が多く、年間150万人の客を運ぶ。観光地として人を集めるのはアウ半島、ウーフェナウ、リュッツェラウの島々、ラッパースウィルの町などである。湖水はチューリヒや周辺地域の上水源として重要である。
[前島郁雄]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...