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テレサ Teresa

翻訳|Teresa

大辞林 第三版の解説

テレサ【Teresa】

〔T. de Jesús〕 (1515~1582) 〔テレジアとも〕 スペインのキリスト教神秘主義者。聖女。アビラ生まれ。カルメル会修道院を改革し、跣足せんそくカルメル会を起こした。著「完徳の道」「自叙伝」
〔T. of Calcutta〕 (1910~1997) カトリック修道女。通称、マザー-テレサ。マケドニア生まれ。神の愛の宣教者会を設立。インドのカルカッタで、病める人々や貧しい人々への奉仕を行う。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

テレサ
てれさ
Mother Teresa
(1910―1997)

修道女。旧ユーゴスラビア(現マケドニア)のスコピエ出身。幼名はアグネス・ゴンジャ・ボヤージュ。1928年アイルランドのロレット修道会に入り、志願してインドに渡る。1929~1948年カルカッタ(現コルカタ)のセントメリー高等学校の教師、校長を務める。1946年神の召命を受け「貧しい人のなかでもいちばん貧しい人たちのために一生を捧(ささ)げる」ことを決意する。1948年インド国籍を取得、ロレット修道会を離れ、ひとりでカルカッタの貧民街で活動を始める。1950年「神の愛の宣教者会」女子修道会を創立、以来「マザー・テレサ」とよばれる。「死を待つ人の家」「孤児の家」「救癩(らい)活動」の施設をインド各地に展開、1979年ノーベル平和賞を受賞する。インドのみならず世界各地に施設を広げ活躍した。1981年(昭和56)初来日。1997年9月5日心臓発作のため死去、13日カルカッタ市内で国葬、遺体は修道会本部に埋葬された。2003年福者(聖人の次位者の称号)に列せられた。[沖 守弘]
『M・マゲッリッジ著、沢田和夫訳『マザーテレサ』(1976・女子パウロ会) ▽沖守弘著『マザー・テレサ あふれる愛』(1981・講談社) ▽沖守弘著『マザー・テレサ 愛はかぎりなく』(写真集 1997・小学館)』

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20世紀西洋人名事典の解説

テレサ
Teresa


1910.8.27 -
カトリック宣教師,カトリック修道女。
スコピエ(ユーゴスラビア)生まれ。
本名Agnes Gonxha〉 アグネス・ゴンザ〈Bojaxhiu ボヤヒュー。
別名マザー・テレサ(Mother Teresa〉。
18才でロレット修道会に入り、地理教師として、1928年インドのカルカッタへ赴く。’46年神の召命を受け、「貧しい人々の中にいるキリスト」に仕えるために、スラムへはいる。’50年「神の愛の宣教者会」を設立、カルカッタのらい病人「平和の村」、孤児「孤児の家」、死を待つ老人「死を待つ人の家」の世話をし、生命の尊さを説く。’79年、ノーベル平和賞受賞。現代世界における高貴な人間愛の象徴。著書に、「マザー・テレサの言葉」(’76年)等。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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