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ディオニュシオス2世 ディオニュシオスにせいDionysios II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ディオニュシオス2世
ディオニュシオスにせい
Dionysios II

古代シチリア,シラクサ (シラクーザ ) の僭主 (在位前 367~356,前 354~343) 。ディオニュシオス1世の長男。 30歳頃父の跡を継ぎ,ただちにカルタゴと和平を結ぶ。父と異なり軍事的野心にも政治的才覚にも欠けた優柔な性格で,宮廷に哲学者らを招き,その影響を受けながらも,彼の教育のため来訪したプラトンおよびその計画を企てたディオンを退けた。前 356年イタリア滞在中にディオンにより支配権を奪われ,ディオンの暗殺により一時奪還したものの,僭主政打倒のため到着したコリントのチモレオンに投降し (前 343) ,以後コリントに移り住んだ。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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