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デュポン Dupont, Samuel Francis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デュポン
Dupont, Samuel Francis

[生]1803.9.27. ニュージャージー,バーゲンポイント
[没]1865.6.23. フィラデルフィア
アメリカの海軍軍人。 1817年海軍士官候補生となり,26年海軍中尉,42年海軍中佐となった。アメリカ=メキシコ戦争 (1846~48) では奇襲を試みて,カリフォルニア湾からメキシコ海軍を一掃し,その後 10年間はアメリカ海軍の艦艇蒸気化に貢献した。 55年海軍大佐となり,南北戦争では北軍の南大西洋封鎖艦隊司令官としてポートロイヤルを攻略し,61年に海軍少将となったが,63年のチャールストン攻略戦では撃退された。

デュポン
E. I. du Pont de Nemours & Co.

アメリカ最大の多国籍総合化学メーカー。企業活動は合成繊維,プラスチック,石油化学などあらゆる化学分野に及んでいる。革命の難を逃れてフランスから亡命した E.I.デュポン・ド・ヌムールによって,1802年に設立された火薬工場がその前身で,創業 100年の間にアメリカ最大の火薬メーカーに成長したが,1912年の反トラスト判決によって3社に分割され,15年現社設立。その後多くの会社の買収,合併を経て総合化学メーカーに発展。以後合成ゴムのネオプレン (1931) ,ナイロン (35) ,フッ素樹脂テフロン (44) ,硬質プラスチックのデルリン (56) ,弾性繊維ライクラ (62) ,合成皮革コルファム (64) ,新合成繊維ギアナ (68) などを次々と開発して注目された。 81年に大手総合石油会社コノコを買収。 92年 ICIからナイロン事業を取得し,交換にアクリル事業を提供。海外事業も西ヨーロッパ,カナダ,中南米に展開して多くの子会社をもち,事業内容は顔料,フッ化物,ポリマー中間体などの化学品,各種合成繊維,フィルム,塗料,自動車用品,電子材料,ポリエステルフィルム,印刷システムまで幅広い。年間売上高 450億 7900万ドル,総資産 429億 4200万ドル,従業員数9万 7000名 (1997) 。

デュポン
Dupond, Patrick

[生]1959.3.14. パリ
フランスの舞踊家。パリ・オペラ座バレエ学校に学ぶ。わんぱくな性格と常にトップを収めた成績から「アンファン・テリブル (恐るべき子供) 」といわれ,1975年に史上最年少でパリ・オペラ座バレエ団に入団。 1976年バルナ国際バレエ・コンクールのジュニア部門で金賞・グランプリをともに受賞した。 1980年最年少でエトワール (オペラ座のトップ・ダンサー) に昇進し,世界各地のバレエ団にゲスト出演。躍動感あふれる高い技術とエンターテイナーとして優れた演技力で,世界中を魅了した。 1987年ナンシー・バレエ団の芸術監督,1990~95年パリ・オペラ座バレエ団芸術監督。おもな主演作品は,ジョン・ノイマイヤーの『バスラフ』,モーリス・ベジャールの『サロメ』など,古典から現代作品まで多数。

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デジタル大辞泉の解説

デュ‐ポン(Du Pont de Nemours)

米国の財閥の一。フランス革命で米国に亡命したフランス人エルテール=イレーネ=デュポンを祖とする一族で、デラウェア州ウィルミントンに作った火薬工場で財産を築いた。のち化学工業に進出し、巨大企業に成長。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

デュポン Dupont, Emil

?-? フランスの技術者。
明治7年(1874)明治政府にやとわれ横須賀製鉄所に勤務。軍艦建造用木材の鑑定調達のため国有林を調査。また同僚のサバチエの依頼で日本各地の植物を採集した。10年帰国。著作に「日本森林概要」。

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日本の企業がわかる事典2014-2015の解説

デュポン

正式社名「デュポン株式会社」。英文社名「Du Pont Kabushiki Kaisha」。化学工業。昭和36年(1961)「デュポン ファーイースト日本支社」設立。同58年(1983)「デュポン(ジャパン)株式会社」と統合し「デュポン ジャパン リミテッド」に改称。平成5年(1993)現在の社名に変更。本社は東京都千代田区永田町。総合化学メーカー。米国デュポン社の日本法人。デュポン製品の製造・輸出入・販売、研究・開発、技術サービスと合弁会社に関する業務を行う。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

大辞林 第三版の解説

デュポン【Du Pont de Nemours】

アメリカの財閥。フランス革命でアメリカへ亡命したデュポン家がデラウェア州ウィルミントンに作った火薬工場に始まり、第一次・第二次大戦で化学工業を主とする巨大企業となる。

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