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トランポリン トランポリン trampoline

翻訳|trampoline

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トランポリン
トランポリン
trampoline

弾力性のあるマットを利用して,跳躍,宙返り,ひねりなどの技を行ない,その得点を競う競技。またそれに用いる器具。空中ぶらんこの安全ネットヒントを得て考案したといわれ,その名は中世ヨーロッパサーカス芸人にちなんでいる。

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知恵蔵2015の解説

トランポリン

特殊加工したゴムと布でできた弾力性のあるシートを鉄骨で支えた跳躍器具。1964年、第1回世界オープントランポリン選手権大会がロンドンで開かれ、以後毎年開催されている。同年より全日本選手権大会も開始。競技は、空中での前方・後方回転や捻転の組み合わせを休みなく行う。種目は規定と自由。得点は4人の審判員の、最高・最低点を除いた平均点で示される。2000年のシドニー大会から五輪種目に採用。

(佐野淳 筑波大学助教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

トランポリン(trampoline)

円形や方形などの枠にスプリング付きの弾力性の強いマット(正式にはベッドとよぶ)を張った運動用の跳躍器具。また、それを使った体操の種目。その上で跳びはねたり、空中回転をしたりする。もと商標名。

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百科事典マイペディアの解説

トランポリン

糸またはナイロンでできたテープ状のものを編んだキャンパス(正式名称ベッド)を,コイルスプリングまたはゴムを束ねたケーブルで鉄枠に取り付け,その上で跳躍運動をするために考案された器具の商品名。
→関連項目体操

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世界大百科事典 第2版の解説

トランポリン【trampoline】

糸またはナイロンでできたテープ状のものを編んだキャンバス(正式名称ベッド)を,コイルスプリングまたはゴムを束ねたケーブルで鉄枠に取り付け,跳躍運動するために考案された器具の商品名。空中ぶらんこの安全ネットをヒントに考案された。簡単に移動ができ,セットするのも収納するにも便利よく考案したのがアメリカのニッセンGeorge Nissenである。 アメリカで第2次世界大戦中に訓練器具として採用され広く普及した。

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大辞林 第三版の解説

トランポリン【trampoline】

運動用具の一。カンバス地の布を四角の枠にばねで張ったもの。上で跳びはねて宙返りなどの技を行う。また、その運動。商標名。
の運動を競技化したもの。二人一組みで協調性を競うシンクロナイズド-トランポリン、跳馬の要領で演技するダブル-ミニ-トランポリンなど。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トランポリン
とらんぽりん
trampoline

鋼鉄製の方形や円形の枠(フレーム)に伸縮性のあるじょうぶな布(ベッド)を張り、ゴムケーブルまたはスプリング(バネ)で固定した運動器具。また、それを用いて行う運動・競技。公式競技用器具は後述のように規格が定められている。
 語源はイタリア語のtorampolino(竹馬)、スペイン語のtrampolin(跳躍板)である。1860年ころ、フランスのレオタールLeotardが、サーカスの空中ブランコの危険防止用「安全ネット」にヒントを得て、安全ネットを四方に強く引っ張り、その上で跳躍や回転運動を行ったのが最初であるといわれている。1930年代にヨーロッパからアメリカに伝わり、ジョージ・ニッセンGeorge P. Nissen(1914―2010)が改良を重ねてバウンシングBouncingベッドを考案し、「はねかえり」が可能な安全な器械を完成させ、これを「トランポリン」と名づけた。登録商標名であったが、現在は解除されている。(日本では「トランポリン」を製造販売しているセノー株式会社が商標登録している。)[三輪康廣]

トランポリン運動

器械には折畳み式、分解式(組立て式)、固定式(床や地面にはめ込むもの)があり、大きさも大(公式競技用=ラージ)、中(準公式競技用)、小(普及用)の3種がある。
 運動の特徴として、(1)バネの力を有効に引き出せば、平地での跳躍の3~6倍の高さが連続的に得られる、(2)緩衝力が大きく直立位のジャンプを主体とするが、背・腹・膝(ひざ)・長座姿勢でも着床し跳躍ができる、(3)運動の種類も多様(宙返りやひねりを加える)で、年齢・性別を問わず各自の能力に応じて楽しくできる、(4)体操競技やダイビングの補助運動や美容体操、レクリエーションとしても広く行われている、などがあげられる。またトランポリンは、体操競技、飛び込み(ダイビング)、フリースタイルスキーのモーグルやエアリアル、ダブルダッチ(縄跳び)など、各種の競技スポーツ選手の宙返り等の空中感覚づくりにも有効であることから、補助的なトレーニングとして積極的に利用されている。[三輪康廣]

トランポリン競技

トランポリン競技は跳躍運動を主体とした採点競技の一つで、個人競技、複数人編成のシンクロナイズド競技のほかに、レクリエーションの一環として日本で開発されたシャトル競技(2台のトランポリンを使い、2名の競技者が技を交互に連続して出し合って競う競技)がある。体操競技、新体操と同様、国際体操連盟(FIG)の管轄下にある。
 公式競技用のトランポリンは、床面からベッドまでの高さ115.5センチメートル±0.5センチメートル、フレーム内寸は長辺方向505センチメートル±6センチメートル、短辺方向291センチメートル±0.5センチメートル。そのほか、器械の規格についてはフレーム強度(たわみ量)やベッドのぶれなどの許容量、ベッドの寸法、ジャンピングゾーン(赤ライン)の寸法などの厳しい規格が定められている。
 オリンピック大会では、個人競技のみが正式採用されている。採点は5名の審判員によって行われ、演技では選手が得意な技を10種目組み合わせ、宙返りやひねりの回数と姿勢の難しさ(難度)、正確さ・美しさ(実施)、さらに新しい採点基準である高さ・滞空時間(フライトポイント=T-Score)などの観点で、10点満点の減点方式で採点され、優劣が決定される。競技時間の制限はない。
 ワールドカップや世界選手権大会などの国際大会では、個人のみでなく、2人編成チームでのシンクロナイズド競技も行われており、採点では同時性得点を加算して点数を算出する。
 日本では、1959年(昭和34)に日本体操協会がニッセン夫妻と当時の世界第一人者フランク・ラデュF. Ladue選手を招待し、全国各地で演技会や講習会を開催して積極的に普及活動を行った。国際競技会へは、日本は1972年の第7回世界選手権大会から参加している。2000年(平成12)の第27回オリンピック・シドニー大会から体操競技のトランポリン種目(男・女個人)として正式採用された。2008年の第29回オリンピック・北京大会では男子で外村哲也(1984― )が4位に入賞した。2012年のオリンピック・ロンドン大会では、男子で伊藤正樹(1988― )が4位、上山容弘(やすひろ)(1984― )が5位に入賞した。
 1972年に社団法人日本トランポリン協会が設立されて国際トランポリン連盟に加盟したが、国際トランポリン連盟が国際体操連盟と合併したのに伴い、財団法人日本体操協会に加盟。2012年に財団法人日本体操協会に吸収された。[三輪康廣]

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世界大百科事典内のトランポリンの言及

【体操】より

…健康なからだの育成,むだのない経済的な動きの修得,スポーツや作業に適する基礎的な運動能力の養成を目的とする運動法。
【沿革】
 英語のジムナスティックスgymnasticsの語源はギリシア語のギュムナスティケgymnastikēにさかのぼる。古代ギリシア人が裸体で競技をする習慣のあったところから,〈裸体の〉を意味するギュムノスgymnosから派生したことばで,前5世紀ころから使われている。したがって,古代ギリシア人にとって体操とは〈裸体で競技をすること〉を意味したのであるが,さらに積極的に〈睡眠,栄養,マッサージなどと関連して運動効果を科学的に検討し,運動を体系づける分野〉を意味するようになった。…

【体操】より

…この体操競技を成立させる諸ルールは,ほぼ4年に一度改訂されている。このほか,体操競技に似た競技種目として新体操,トランポリン,スポーツ・アクロ体操,エアロビクスなどがある。男子ゆかでは12m四方の床面上で主にアクロバット系(宙返りや回転とびなど)と体操系(柔軟性やバランスを表現した運動など)の運動が組み合わされて演技される。…

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