百科事典マイペディアの解説
トンネルダイオード
→関連項目エサキダイオード|ダイオード|能動素子
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
トンネル効果を利用したダイオード.発明者の江崎玲於奈の名をとってエサキダイオードともいう.p-n接合における障壁の厚さは,接合部の不純物密度が大きくなるほど薄くなる.p領域,n領域ともに縮退するまで不純物濃度を大きくした接合で,順方向にわずかに電圧を加えた場合を考えると,図(a)のように,n領域の伝導帯の電子は接合の厚さが非常に薄いので,p領域の価電子帯内の空の準位にトンネル効果によって遷移して電流が流れる.しかし,印加電圧を増していくと,電子にとって遷移できる空の準位がなくなってしまうため,トンネル電流は流れることができず電流はかえって減少し,さらに電圧を増すと普通のp-n接合の順方向電流が流れる.逆方向に電圧を加えたときは,p領域の価電子帯の電子が,n領域の伝導帯の空の準位にトンネル効果によって遷移する.以上のことからトンネルダイオードの電流-電圧特性は図(b)のようになる.トンネル電流は時間的遅れがないので,この素子は高速度スイッチやマイクロ波発振に使われる.また,トンネル電流のピーク値は静水圧によって変化するので,感圧素子としても使える.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
「エサキダイオード」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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