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ドゥーン ドゥーン Duun, Olav

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドゥーン
ドゥーン
Duun, Olav

[生]1876.11.21. ナムダール
[没]1939.9.13. テーンスベル
ノルウェーの小説家。ノルウェーの公認国語の一つランスモール (→ニューノルスク ) の代表的作家で,おもに個人と民衆,伝統と進歩の矛盾抗争の板ばさみになる人間を描き,重厚森厳な作風で知られた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ドゥーン【Olav Duun】

1876‐1939
ノルウェーの小説家。北国の島に生まれ,その地方を舞台に方言で書いた代表作《ユービクの人々》6巻(1918‐23)はある農夫家族の100年にわたる物語。人間と環境のかかわり,善と悪の対立を描いた〈心理的ノルウェー史〉といわれる。三部作《同胞》(1929),《ラングヒル》(1931),《最後の年》(1933)も人間の善と悪の働きを見据え,《人間と力》(1938)では破滅を待つ島民の生涯が語られる。【毛利 三弥】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ドゥーン
どぅーん
Olav Duun
(1876―1936)

ノルウェーの小説家。大地にしっかりと根を張って生きる農民像に、理想的な生き方を探し求めた郷土文学の巨匠である。100年にわたるユービク家の歴史を描いた六部作『ユービク家の人々』『盲目』『婚礼』『おとぎ話』『青年』『嵐(あらし)』(1918~23)が代表作。1930年代には、農民社会を舞台に時代的危機感を表現した『同時代』(1936)、『人間と諸々(もろもろ)の力』(1938)を発表した。[山口卓文]

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世界大百科事典内のドゥーンの言及

【ノルウェー】より

…鋭敏な社会問題への切込みはときに日本人的ともいえる甘えの心理構造に逃避し,民主主義と福祉を是としながら神秘,隠遁への志向を抑えがたい。これらの二重性は現代芸術にも,たとえば〈新ノルウェー語(ニューノルスク)〉作家ベーソースの繊細な感受性に満ちた小説と,ドゥーンの地方農民の一族史をつづる雄勁な《ユービークの人々》との共存,夭折(ようせつ)したルンデRolf Lunde(1891‐1928)の優美な彫像に対するに,ビーゲランの121人の人間像からなる巨大な一本石碑という形で顕現している。 ノルウェー文化の歴史は9~11世紀のバイキング時代に始まる。…

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