ドンズー運動(読み)ドンズーうんどう

世界大百科事典 第2版の解説

20世紀初め,ベトナム人青少年を日本に遊学させようという運動。漢字では〈東遊運動〉と書く。ベトナムは19世紀後半以降,フランスの植民地と化したが,抗仏闘争は続けられた。日露戦争契機としてアジア各地の民族運動が高揚したが,ベトナムでは祖国回復の新党維新会ができ,日本政府に武器援助を求めて,1905年に同党のファン・ボイ・チャウ(潘佩珠)らが来日。横浜に亡命中のリャン・チーチャウ(梁啓超)を通して犬養毅らと接触したが,武器援助は不可能とわかった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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