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ドンナー ドンナー Donner, Georg Raphael

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドンナー
ドンナー
Donner, Georg Raphael

[生]1693.5.24. エスリンゲン
[没]1741.2.15. ウィーン
オーストリアの彫刻家。 1706年頃ウィーンに出てウィーン・アカデミーに学び,15年頃イタリアを旅行しミケランジェロの作品から影響を受けた。 25~28年ザルツブルク,28~38年プレスブルク (ブラチスラバ) ,39年以後ウィーンで制作。

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世界大百科事典 第2版の解説

ドンナー【Georg Raphael Donner】

1693‐1741
オーストリアの彫刻家。ニーダーエスタライヒのエスリングEsslingに生まれ,ウィーンでベネチア出身の彫刻家ジュリアーニG.Giulianiに学び,ザルツブルク,プレスブルク(現,ブラティスラバ),次いでウィーンで活動し,同地で没。オーストリア・バロック彫刻の代表者であるが,仰々しさを避けた端正な表現は新古典主義を予告しており,しかも柔らかな質感を特色とする鉛を好んで用いて新古典主義の冷たさ,固さとも無縁の独自の作品を作り出している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ドンナー
どんなー
Georg Raphael Donner
(1693―1741)

オーストリアの彫刻家。エスリンゲン生まれ。ウィーンで修業したのち、1714~15年ごろイタリアへ旅行する。20年代はザルツブルクの造幣局で鋳貨の仕事に携わり、28年にプレスブルクに招かれて38年まで同地の聖堂や祭壇制作に従事する。この間に制作した『聖マルティン像』(1732)、およびウィーンに帰ってからのノイマルクト広場の泉水(1739)は代表作として知られる。作品には明晰(めいせき)な構造化への意図が認められ、この点で彼はバロック様式に対立する冷静な古典主義の先駆者と評価されている。ウィーンに没。[野村太郎]

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