ナコン・シータマラート(読み)なこんしーたまらーと(英語表記)Nakhon Sithammarat

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ナコン・シータマラート」の意味・わかりやすい解説

ナコン・シータマラート
なこんしーたまらーと
Nakhon Sithammarat

南部タイの中心都市。同名県の県都外国にはリゴールLigorとよばれた。人口11万8764(2000)。マレー半島東岸に位置し、タイランド湾に面する。古くからインド洋とタイランド湾および中部タイとマレー半島とを結ぶ交通要地として、軍事的にも商業的にも繁栄した。由緒ある寺院や旧跡が多い。米、ヤシゴム、錫(すず)を産出し漁業も盛ん。

[友杉 孝]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android