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ナノテクノロジー(化学の) なのてくのろじー/かがくのなのてくのろじー nanotechnology in chemistry

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知恵蔵2015の解説

ナノテクノロジー(化学の)

物質をナノメートル(nm、10億分の1m)のスケールで自在に制御、操作することにより、新しい機能や優れた特性を持つ材料で、望みの機能を発現するデバイス(仕組み)を作る技術。さらにナノサイズ特有の物質特性を発現する材料(半導体微粒子、カーボンナノチューブなど)を集積、組織化して新たなデバイスを構築するナノデバイスの開発が注目されている。製造技術として、材料組成・組織制御技術、微細加工技術、計測技術の進展によりナノスケールにいたるトップダウン型の手法が従来用いられてきた。近年、原子・分子レベルから自己組織化能力などを活用しつつ、ナノ材料を組み上げる手法の研究が進展してきており、この分野は知識の蓄積が急務とされている。素材、情報通信エネルギーバイオなど広範な産業の発展に寄与するもので、ナノテクノロジーは21世紀の最重要技術の1つとして注目されている。

(市村禎二郎 東京工業大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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