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ナノテクノロジー なのてくのろじー

9件 の用語解説(ナノテクノロジーの意味・用語解説を検索)

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

ナノテクノロジー

原子や分子の配列をナノメートル(1mmの100万分の1)スケールで操作、制御することで、現存する物質とは異なる構造、性質の物質を作り出す技術。国会図書館の全情報をおさめられる角砂糖大のメモリーの開発など、IT分野でもその応用が期待されている。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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知恵蔵の解説

ナノテクノロジー

ナノメートル(nm、nは10億分の1)大の物質構造中で、新たな機能を創出する技術の総称。情報技術や環境、バイオ、材料など、広い範囲で技術革新をもたらすものと期待される。特に、半導体技術や記録技術、光技術などはいずれも、従来技術の延長では5〜10年後に集積度や性能の限界を迎えると予想され、新しいブレークスルー技術としてナノテクノロジーが期待されている。IT技術の中心デバイスであるシステムLSIやメモリーで、近い将来50nm以下の技術の開発が不可欠となる。また、量子ドットなどを用いた新しいナノ光・電子デバイスは、高性能ネットワーク・デバイスや、量子コンピューティング技術の基本素子として期待されている。このような開発領域は、新材料、新プロセス、極限計測などの技術開発、特に原子・分子レベルでの制御に基づくナノテクノロジーにより、道が開ける

(荒川泰彦 東京大学教授 / 桜井貴康 東京大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ナノテクノロジー

ナノメートルは1メートルの10億分の1の単位で、ナノテクノロジーは原子や分子といった超微細な世界で素材作りや部品加工などをする技術。情報通信や環境、医療など幅広い分野で、将来の産業を支える基盤技術になると期待されている。

(2011-08-22 朝日新聞 朝刊 茨城 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

ナノテクノロジー(nanotechnology)

10億分の1メートルというような極細な単位で加工・計測を行う超精密技術。半導体機械加工、生物や医学分野への応用を目指している。超微細技術

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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百科事典マイペディアの解説

ナノテクノロジー

ナノメートル(nm。10億分の1m)の精度を扱う先端技術の総称。1nmは原子数個分に相当し,原子・分子を単位とするほどの精度で半導体など材料表面の計測や加工,物質操作を行うことを意味する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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産学連携キーワード辞典の解説

ナノテクノロジー

「ナノテクノロジー」とは、ナノメートル(nm:1メートルの10億分の1)で定義できる物質を創製、自在に制御し、またそれらの物質の性質や機能を組み合わせ、素材、IT、バイオテクノロジーなどの産業に活かす技術ことである。現在、「ナノテクノロジー」の研究は21世紀の最重要技術として位置づけられ、各関連機関との連携が不可欠な学際的な研究として注目を浴びている。

出典|(株)アヴィス
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大辞林 第三版の解説

ナノテクノロジー【nanotechnology】

ナノ(10億分の1)メートルの精度を扱う技術の総称。マイクロ-マシンなどの加工・計測技術だけでなく、新素材の開発などをも含めていう。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナノテクノロジー
ナノテクノロジー
nanotechnology

ナノは 10億分の1を意味する言葉で,ナノテクノロジーは,極小な物質単位を相手にした,機械的な技術の総称。マイクロマシンなどの分野,および分子レベルでのモータや,回転系のマシンなども考えられている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ナノテクノロジー
なのてくのろじー

ナノメートル(nm)、つまり10億分の1メートルの寸法単位で加工・製作するための技術。これ以下の原子寸法でのアトムテクノロジーと区別することも多い。半導体メモリーで、1センチ角に数十億個のセルを集積するのが現在のサブミクロン(1マイクロメートル~100ナノメートル)技術の限界とされているため、1~100nmの加工寸法によるナノテクノロジーは新しい技術領域を開拓するものと期待されている。すでに、ゲート幅40nmのMOSFET(metal-oxide-semiconductor field effect transistor、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)が試作されているが、ソース・ドレーンの拡散層は10nmの極浅で、酸化膜の厚さは1.5nmと薄い。青・緑発光のレーザーにはナノテクノロジーによる量子井戸が用いられる。
 サブミクロン技術では、光が加工工程での主役であるが、ナノテクノロジーになると電子ビームとか集束イオンビームが、1nm以下のアトムテクノロジーでは走査プローブ顕微鏡が主役となる。単にマイクロマシンの延長線上でなく、まったく新しい原理、たとえば生物の筋肉の伸縮や鞭毛(べんもう)モーターなどの運動機構・分子構造を利用するなど、ナノバイオロジーの方向も模索されている。[岩田倫典]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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