ニューハンプシャー州(読み)ニューハンプシャー(英語表記)New Hampshire

翻訳|New Hampshire

デジタル大辞泉 「ニューハンプシャー州」の意味・読み・例文・類語

ニュー‐ハンプシャー(New Hampshire)

米国北東部の州。独立13州の一。州都コンコード工業発達氷河湖が多く、景勝地に富む。→アメリカ合衆国補説

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共同通信ニュース用語解説 「ニューハンプシャー州」の解説

ニューハンプシャー州

ニューイングランド地方と呼ばれる米国北東部に位置し、比較的リベラルな土地柄で知られる。全米50州のうち面積は46番目、人口は約140万人で41番目。大統領選で共和党が候補者を絞り込む指名争いの第2戦の舞台初戦のアイオワ州党員集会と並び、候補者選びの行方を左右する。共和党の各候補者は22人の代議員得票率に応じて分け合う。民主党予備選を開く。政党登録していない無党派有権者もどちらかの党の予備選で投票できる。(マンチェスター共同)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニューハンプシャー州」の意味・わかりやすい解説

ニューハンプシャー〔州〕
ニューハンプシャー
New Hampshire

アメリカ合衆国北東部,ニューイングランド地方にある州。州都コンコード。「花崗岩州」と呼ばれるほど,州域には花崗岩が広く分布する。氷食を受けた古期アパラチア山系の一部で,約 1300の湖沼があり,平均海抜高度は約 300m。ワシントン山 (1917m) など高い残丘の山がその中にある。気候は冷涼で年平均気温 4.4℃,年降水量 1000mmほどである。イギリスの十三植民地の一つで,1623年ポーツマス近辺に漁業交易のため入植。 41年マサチューセッツ湾植民地に編入,79年イギリス王領植民地となった。アメリカ独立革命を経て 88年9番目の州となった。州特産の花崗岩の切出しのほか,伝統的な製靴工業や木製品,繊維工業が行われたが,第2次世界大戦後は,電子・電機工業や,冬のスキーを主とする観光業が盛んとなっている。農家数は近年減少しているが,1戸あたりの平均規模は拡大し,養鶏酪農,野菜栽培など集約的な農業が進んでいる。面積 2万4035km2。人口 131万6470(2010)。

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