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ネコノシタ

百科事典マイペディアの解説

ネコノシタ

ハマグルマとも。キク科多年草。本州中部〜沖縄,東南アジアの暖〜熱帯に分布し,海岸の砂地にはえる。茎は地をはい,節から根を出す。葉は卵形で厚く,短毛があり,ざらつく。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ネコノシタ
ねこのした / 猫の舌
[学]Wedelia prostrata (Hook. et Arn.) Hemsl.

キク科の多年草。ハマグルマ浜車)ともいう。茎は長く地をはい、節から根を下ろす。葉は対生し、卵形または楕円(だえん)形、質はやや厚く、短い剛毛がある。7~10月、斜上する茎の先に黄色の頭花を1個つける。頭花は径1.6~2.2センチメートル、7、8個の舌状花と多数の管状花からなる。各小花には対応する鱗片(りんぺん)状包葉がある。海岸の砂地に生え、西南日本から沖縄、小笠原(おがさわら)、および朝鮮半島、中国、ベトナムに分布する。葉がより大きく、枝先に頭花が2、3個つく変種をオオハマグルマという。名は、葉がネコの舌のようにざらつくことによる。別名のハマグルマは、舌状花が管状花群の周辺に出るようすを車輪に見立てたものである。[小山博滋]
 園芸植物としては属名のウェッデリアの名でよばれ、変種および近縁種のオオハマグルマ、クマノギク、キダチハマグルマが、被覆植物として利用される。[植村猶行]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のネコノシタの言及

【ハマグルマ(浜車)】より

…分布域は伊豆半島以西,四国,九州,琉球から東南アジアに至る。同じくハマグルマと呼ばれるものにネコノシタW.prostrata (Hook.et Arn.) Hemsl.がある。これは海岸の砂浜に生える多年草で,クマノギクと同様に地をはう性質がある。…

※「ネコノシタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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