ノックスビル(英語表記)Knoxville

デジタル大辞泉 「ノックスビル」の意味・読み・例文・類語

ノックスビル(Knoxville)

米国テネシー州東部の都市テネシー川上流部に位置する。TVA(テネシー川渓谷開発公社)本部が置かれ、工業都市として発展アルミニウム製錬業、タバコ産業が盛ん。

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改訂新版 世界大百科事典 「ノックスビル」の意味・わかりやすい解説

ノックスビル
Knoxville

アメリカ合衆国テネシー州東部の商工業都市。人口18万0130(2005)。テネシー川に面し,周辺で産出されるタバコ,肉牛木材大理石石炭などの集散地であるとともに,食肉加工,タバコ製造,衣類プラスチック,アルミニウム,電気器具,家具などの製造業も盛ん。1796-1812年と1817-18年はテネシー州の州都であった。TVA本部の所在地。1982年の万国博覧会の開催地。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ノックスビル」の意味・わかりやすい解説

ノックスビル
のっくすびる
Knoxville

アメリカ合衆国、テネシー州東部の商工業都市。人口17万3890(2000)。テネシー川に面し、テネシー川流域開発公社(TVA)本社の所在地である。周辺に産するタバコ、肉牛、木材、大理石、石炭の集散地であるとともに、食肉加工、たばこ製造、衣類、プラスチック、アルミニウム、家具などの工業もある。1785年に集落が建設され、1796~1812年と1817~18年の二度にわたってテネシー州の州都であった。1982年の万国博覧会の開催地でもある。

菅野峰明]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノックスビル」の意味・わかりやすい解説

ノックスビル
Knoxville

アメリカ合衆国,テネシー州東部テネシー川にのぞむ都市。 1785年インディアンのチェロキー族との協定成立後入植が始ったが南北戦争で両軍の争奪の地となって荒廃。その後の復興は早く,1870年代には人口1万に近い町になった。 1930年代 TVA (テネシー川流域開発公社) が設立されるとその本拠となり,西方約 30kmには 42年にマンハッタン計画に基づいて建設された「原子都市」オークリッジがある。 TVAの電力とダムによる水運の便により,金属,化学,食品などの工業が盛ん。テネシー大学 (前身は 1794創立のブラウント大学) がある。人口 17万8874(2010)。

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百科事典マイペディア 「ノックスビル」の意味・わかりやすい解説

ノックスビル

米国,テネシー州東部,テネシー川上流部に位置する都市。TVA計画の中心地で,繊維,機械,化学,木材などの工業が行われる。大理石,石炭,銅などの生産も多い。初期の州の州都,州立テネシー大学ノックスビル校(1794年創立)所在地。17万8874人(2010)。

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