ノッチ(読み)のっち

カメラマン写真用語辞典の解説

ノッチ

 ノッチは英語のnotchで、「切り目、刻み目」のこと。4×5インチ判以上の シートフィルム にはこのノッチが付けられていて、別名ノッチコードとも言う。暗室あるいはダークバッグ内で手探りでシートフィルムをフィルムホルダーに装填する場合などに、このノッチを手がかりにセットする。ノッチが右上にくるように持つと、フィルムの乳剤面が手前(上)にくる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ノッチ

〘名〙 (notch)
① VあるいはU字形の切欠き、または溝。
② 小流量の開水路の流量測定に用いる、V字形の切欠きのついている板。
③ 電流の抵抗器などの抵抗値を切り換える接点。また、その装置。
※美しい女(1955)〈椎名麟三〉三「ノッチを入れれば、子供やって電車は動くし」

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世界大百科事典内のノッチの言及

【海岸】より

…海食崖の基部の潮間帯付近には,波の物理的・化学的浸食作用によって崖にくぼみができる。それらのくぼみのうち,奥行きより幅の大きいものをノッチ(波食窪),幅より奥行きの大きいものを海食洞とよぶ。ノッチが成長しながら海食崖が後退すると,ノッチの海側前面には,おもに潮間帯に波食棚とよばれる岩盤からなるほぼ平たんな棚状の地形ができる。…

【海食洞】より

…岩石の露出する海岸(岩石海岸)では,おもに波の浸食作用によって崖(海食崖)が形成される。その基部の海面付近には波の浸食作用によってくぼみ(ノッチ)ができる。さらに断層,節理,不整合面などがあるために岩石が局部的に弱い所では,波の水圧による打撃,岩の割れ目の中の空気圧の圧縮と膨張,波にはこばれる砂礫による削磨作用などにより,ノッチが特に深くなり,幅にくらべて奥行きの深い洞穴が形成される。…

※「ノッチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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