ハイアライ(英語表記)jai alai

  • jaialai
  • 〈スペイン〉jai alai

翻訳|jai alai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スペインのバスク地方に伝わる民族スポーツ「ペロータ・バスカ」という球技通称バスク語で「楽しい祭り」という意味。 1900年にキューバに持ち込まれてから西半球にこの名が広まった。三方を壁で囲まれたコートで,30cmほどの木と籐で編んだセスタを用いてボールを壁にバウンドさせながら双方が交互に打ち合って得点を競う。ボールは以前はゴム製であったが,現在はゴムの木綿糸で巻き,皮をかぶせた硬くて弾力に富んだものを使う。ギャンブルスポーツとして興行されることが多い。

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デジタル大辞泉の解説

スペインの球技。敵味方の選手が、手にはめたラケット硬球を壁に交互に打ちつけて得点を争うもの。17世紀にバスク地方で始まり、フランス・イタリア・メキシコなどでも行われている。回力球。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フロントンfrontonまたはフロント・テニスともいわれる賭(か)け事の一種。ハイアライとはバスク語。室内にスペイン特産の堅い石または大理石で壁をつくり、ボール(コルクを木綿糸で巻き皮革で包んだもの)を壁に、交互に打ちつけて争い、その競技の勝敗を対象として賭ける。スペイン北部で古くから行われていた類似の競技がしだいに改良されたもので、スペインのほかフランス、イタリア、アメリカ、フィリピンその他ラテンアメリカ系の諸国で行われている。競技は、男子はバスケットを、女子はラケットを使用し、4人の選手が赤組と青組とに分かれて争うものと、6人または8人の選手が順次に2人ずつ争って順位を決めるものとがある。観客は、前者は勝つ組を、後者は1位と2位になる選手を当てるように金銭を賭ける。先攻者がまずフロンティスfrontisという正面の壁にボールを打ちつけ、跳ね返ってくるのを相手の選手がテニスのように受けて、交互に壁に打ちつける。受けられなかったときは相手に1点をとられ、得点が早く25または30点になったほうが勝ちとなる。この賭け事の特色は、競技の途中でプレミアムをつけて、改めて賭けることができることである。

[倉茂貞助]

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (jai alai) スペインの代表的な球技。一七世紀ごろバスク地方に起こる。大理石の壁にぶつけた硬球をラケットで敵味方交互に打ち合うスポーツ。ペロタ、フロントンともいう。〔モダン辞典(1930)〕

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世界大百科事典内のハイアライの言及

【ペロタ】より

…チェイスをめぐる攻防が終わると,新たなチェイスを作り出すゲームが始まる。 混成競技で知名度の高い競技はハイ・アライjai alaiであろう。1887年セラフィン・バローハ(小説家ピオ・バローハの叔父)がサン・セバスティアンのアテゴリエタ通りに建設された競技場につけたバスク語(陽気な祭りの意)の名称である。…

※「ハイアライ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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