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ハイポキシア hypoxia

翻訳|hypoxia

世界大百科事典 第2版の解説

ハイポキシア【hypoxia】

臓器,組織,細胞が正常な機能を営むのに必要な酸素の供給や消費が障害された状態で,低酸素症ともいう。組織代謝に必要な酸素の供給が停止した状態をアノキシアanoxiaまたは無酸素症といい,しばしばハイポキシアと同じ意味に用いられるが,厳密には生体ではアノキシアは存在しない。ハイポキシアは原因に応じて次のように区別される。(1)低酸素性低酸素症 血液への酸素供給が不足する状態で,外気の酸素分圧低下(たとえば高所),呼吸運動の抑制または停止(呼吸筋麻痺,呼吸中枢麻痺,胸部への加圧など),呼吸運動はあるが肺胞換気を欠く場合(水や異物による気道通過障害,肺胞が液体で満たされた場合(肺水腫),気胸など),肺胞と血液間のガス交換の障害(肺毛細血管の血流低下または拡散障害)などのいろいろな原因で起こる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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