コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ハイラックス ハイラックス Procaviidae; hyrax

7件 の用語解説(ハイラックスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハイラックス
ハイラックス
Procaviidae; hyrax

岩狸目ハイラックス科の動物の総称。イワダヌキともいう。ウサギ大で,一見齧歯類に似るが,系統的にはゾウに近縁である。上顎に1対の門歯があり,これは齧歯類のものと同様に一生伸び続ける。下顎にある2対の門歯は歯根をもつ。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ハイラックス(hyrax)

イワダヌキ目ハイラックス科の哺乳類の総称。体長30~60センチ、尾はないか非常に短い。前肢に4指、後肢に3指あり、ひづめをもつ。岩地を好み、草食性。体形・体色などがタヌキに似るのでイワダヌキの名もあるが、分類上はゾウに近い。アフリカに分布し、キノボリハイラックス・イワハイラックスなどがある。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ハイラックス

イワダヌキとも。ハイラックス(イワダヌキ)目ハイラックス(イワダヌキ)科の哺乳(ほにゅう)類8種の総称。体長30〜60cm,体重1.3〜5.4kgほど。一見,齧歯(げっし)類に似るが,系統的にはゾウに近い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

デジタル大辞泉プラスの解説

ハイラックス

トヨタ自動車が1967年から製造、販売している乗用車。2、4ドアのピックアップトラック。SUV型の派生車種、ハイラックスサーフがある。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ハイラックス【hyrax】

イワダヌキ目(ハイラックス目)ハイラックス科Procaviidaeの哺乳類の総称。体型がややタヌキに似るところからイワダヌキ(岩狸)とも呼ばれる,原始的な有蹄類。アフリカから中近東アラビア半島に分布。体はウサギ大で,ずんぐりしており,耳は短く,尾はないか,あってもきわめて小さい。前足に4指,後足に3指があり,扁爪(ひらづめ)をもつが後足の第2指のみ鋭いかぎづめがある。足裏にはゴム状の掌球に凹凸があるので吸引力をもち,岩や木の上で巧みに行動できる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ハイラックス【hyrax】

イワダヌキの別名。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハイラックス
はいらっくす
hyrax

哺乳(ほにゅう)綱ハイラックス目ハイラックス科に属する動物の総称。イワダヌキ(岩狸)ともいう。また、1科で目を構成し、ハイラックス類ともよばれる。この科Procaviidaeの仲間は、草食性の原始的な有蹄(ゆうてい)獣で、前肢に4指、後肢に3指があり、平づめをもつ。橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃくこつ)、脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)がそれぞれ分離しており、ゾウの足に似ている。歯式は

の合計34本で、上顎(じょうがく)の門歯は無根で伸び続け、分類学的にはゾウに近いものと考えられている。体は全体に毛で覆われ、背には背腺(はいせん)を有し、この周囲の被毛は興奮すると起立する。胃は単一で小腸は長く、盲腸と結腸の一部に1対の盲嚢(もうのう)膨大部を有する。体長30~60センチメートル、体重2~6キログラム。中近東とアフリカに分布し、岩地、森林に、小さな群れや、種類によっては150頭にも上る群れで生活している。多くは日中活動するが、キノボリハイラックス属に含まれる種は夜行性である。妊娠期間は225~250日で、1回3頭ほどの出産がみられ、生まれた子は数時間でほかの動物から逃げることができる。
 ハイラックスは分類的には不確定なところが多く、2属あるいは3属3~11種に分類される。ハイラックス属Procaviaにシリアハイラックス、ケープハイラックスなど5種、イワハイラックス属Heterohyraxにキボシイワハイラックスなど3種、キノボリハイラックス属Dendrohyraxに3種があるとする、などがその一例である。[齋藤 勝]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ハイラックスの関連キーワードイワダヌキケープハイラックス岩狸ハイラックスヒルハイラックスサーフらいらっくイワダヌキ目イワハイラックス属キノボリハイラックス属ハイラックス属

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ハイラックスの関連情報