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ハロゲン化鉱物 ハロゲンかこうぶつhalide mineral

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハロゲン化鉱物
ハロゲンかこうぶつ
halide mineral

周期表中 17族に属するフッ素,塩素などの非金属元素と,これらより電気陰性度の小さい元素との二元化合物から成る鉱物の総称。天然産のものは大部分塩化物およびフッ化物で,これらは塩型式のイオン結晶性である。塩化物の例としては,岩塩,カリ岩塩,ホーン・シルバー (角銀鉱) ,カーナリット,緑塩銅鉱など。フッ化物の例としては,蛍石氷晶石など。各種蒸発型塩鉱床や温泉沈殿物などの中に産出する。

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世界大百科事典 第2版の解説

ハロゲンかこうぶつ【ハロゲン化鉱物 halide mineral】

ハロゲン元素(F,Cl,Br,I,At)の地殻中の存在度はフッ(弗)素Fと塩素Clが他に比べて圧倒的に多く,それぞれ独立の鉱物をつくる。フッ素は火成岩中につねに存在し,フッ素のイオン半径が水酸基OHのそれに等しいので,角セン(閃)石や雲母の水酸基の位置に少量含まれることが多い。フッ素を含む鉱物中で蛍石CaF2は資源的に重要であり,また氷晶石Na3AlF6も1970年代の初めまで天然産のものがアルミニウム製錬で利用されていた(現在では人工物が用いられている)。

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