ハワイ火山国立公園(読み)ハワイカザンコクリツコウエン

デジタル大辞泉 「ハワイ火山国立公園」の意味・読み・例文・類語

ハワイかざん‐こくりつこうえん〔‐クワザンコクリツコウヱン〕【ハワイ火山国立公園】

Hawaii Volcanoes National Park》米国ハワイ州、ハワイ島東部にある国立公園キラウエアマウナロアという二つ火山を含み、1916年に設立。1987年に世界遺産自然遺産)に登録された。ハワイボルケーノズ国立公園

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百科事典マイペディア 「ハワイ火山国立公園」の意味・わかりやすい解説

ハワイ火山国立公園【ハワイかざんこくりつこうえん】

太平洋のほぼ真ん中にあり,アメリカ合衆国ハワイ州を構成する,ハワイ諸島最大の島ハワイ島の南部にある国立公園。活火山マウナ・ロア(標高4170m)の緩やかな南東斜面が含まれ,世界でもっとも激しい火山活動を続けているといわれるキラウェア火口からは,絶えず噴煙が上がり灼熱した真っ赤な溶岩が海へ向かって流れ出している。1987年世界自然遺産に登録。

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世界遺産詳解 「ハワイ火山国立公園」の解説

ハワイかざんこくりつこうえん【ハワイ火山国立公園】

1987年に登録されたアメリカの世界遺産(自然遺産)で、ハワイ州ハワイ島の東部にある国立公園。ハワイ島は、太平洋のほぼ中央にある主要な8つの島で構成されるハワイ諸島最大の島である。この島のキラウエア山は、1983年の噴火から現在も活動を続けている。ハワイ島の火山の特徴は、溶岩の粘度が低く、激しい爆発を起こさないことで、そのためにキラウエア山は世界一安全な火山ともいわれている。キラウエア山のイキ火口からは、噴火の様子も観察できる。◇英名はHawaii Volcanoes National Park

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