コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

バルマー バルマーBalmer, Johann Jakob

3件 の用語解説(バルマーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バルマー
バルマー
Balmer, Johann Jakob

[生]1825.5.1. ローザンヌ
[没]1898.3.12. バーゼル
スイスの数学者,物理学者。生涯バーゼルの教師で,バーゼル大学でも幾何学を講じた (1865~90) 。 1884年に,現在バルマー系列として知られている,水素原子のスペクトルの規則性を発見。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

バルマー【Johann Jakob Balmer】

1825‐98
スイスの数学者,物理学者。バーゼルラントの生れ。カールスルーエベルリンで数学を学び,1849年にサイクロイドに関する研究によってバーゼル大学で博士号を取得。59年から死ぬまでバーゼルの女子中等学校に,また,65年からはバーゼル大学の時間講師も務めた。当時,元素スペクトルの測定された波長は,音響学とのアナロジーから,単純な調和比をもつものと考えられていた。しかし,A.シュスターが81年にその考えの不適性を示したこともあって,バルマーは,A.J.オングストレームの測定した水素原子の4本の輝線スペクトルの波長をもとに,85年その波長λがλ=am2/(m2n2)の式で表されることを示した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

バルマー【Johann Jakob Balmer】

1825~1898) スイスの物理学者。水素原子のスペクトルに系列的関係(バルマー系列)があることを発見。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内のバルマーの言及

【原子スペクトル】より

…原子が発する光と原子が吸収する光とは,一般に波長が等しい。
[水素原子のスペクトル]
 85年に,J.J.バルマーは水素原子の発する光のスペクトルの中のHα(波長6563Å,赤),Hβ(4861Å,青),Hγ(4340Å,青紫),Hδ(4102Å,紫)の4本の線スペクトルの示す波長λがλ=Am2/(m2-4)(m=3,4,5,6,Aは定数)で表されることを発見した。これらの線スペクトルの系列はバルマー系列と呼ばれるが,その後,T.ライマンによって紫外部に,また,L.C.H.F.パッシェンによって赤外部に,それぞれラインマン系列,パッシェン系列と呼ばれる線スペクトルの系列が発見され,バルマー系列を含めて,これらの系列の線スペクトルの波長λは,で表されることが明らかとなった。…

※「バルマー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

バルマーの関連キーワードアレクサンドル岩漿アレクサンドルジャワ戦争通航一覧ボリビアJアダムズお染古史伝税所敦子

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone

バルマーの関連情報