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バルラハ Barlach, Ernst

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バルラハ
Barlach, Ernst

[生]1870.1.2. ウェーデル
[没]1938.10.24. ギュストロ
ドイツの彫刻家,版画家,著作家。ハンブルク,ドレスデン,パリで学び,1906年にはロシアを訪れた。 09年にベルリン芸術院会員。 10年から北ドイツのギュストロに定住,素朴な農夫の生活や,老婆,乞食,祈る人などを主題に,木彫やブロンズで表現主義の作品を制作。第1次世界大戦に従軍。 38年にはナチスに退廃的芸術家とみなされ,約 400点の作品が破壊された。残りの作品はリューネブルク付近のバルラハ小美術館,ニューヨークの近代美術館に収蔵。著書に戯曲『死せる昼』 Der tote Tag (1912) ,『自叙伝』 Selbsterzähltes Leben (28) がある。

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百科事典マイペディアの解説

バルラハ

ドイツの彫刻家劇作家ホルシュタイン生れ。後期ゴシック彫刻の影響を受け,主として木彫で北方的な象徴性の強い表現主義的な作品をつくる。戯曲では,《死んだ日》(1912年),《ノアの洪水》(1924年)などを残した。ナチスから退廃芸術とみなされ,不遇の中で没した。

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世界大百科事典 第2版の解説

バルラハ【Ernst Barlach】

1870‐1938
ドイツ表現主義の代表的彫刻家,版画家,劇作家。ホルシュタインのウェーデルWedelに生まれ,ハンブルクドレスデンに学ぶ。最初,世紀末芸術に接近するが,1895‐96年のパリ滞在中ドーミエやミレーに共鳴,1906年ロシア旅行で農民の生活にふれ,後期ゴシック美術と民衆芸術に傾倒した。〈人間は自然の失敗作〉とする宗教的幻視に基づき,彫刻では木の量塊の中に動勢と精神性を一致させ,版画では人物をも非実体化し自然に融合させる。

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