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バンジョー banjo

翻訳|banjo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バンジョー
banjo

撥弦楽器の一種アメリカ黒人の民族楽器で,アフリカのコンゴ地域のバンジューからきた名称と思われる。響板皮膜を張った丸い胴と長い棹から成り,弦は最初7~9本用いたが現在は4~5本。 19世紀末から,黒人ばかりでなく一般にも普及した。ピッコロからバスまであるが,普通はテナー・バンジョーが使われる。奏法は指を使うが,最近は義甲を使うこともある。

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百科事典マイペディアの解説

バンジョー

米国の長い棹をもつリュート属撥弦楽器。棹にはフレットがつく。丸い枠に1枚の皮膜を張った共鳴胴。17世紀に黒人奴隷がもたらした楽器が,19世紀半ば以降近代的に発達した。

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世界大百科事典 第2版の解説

バンジョー【banjo】

アメリカで発達した撥弦楽器の一種で,おもにジャズ,民俗音楽に使われる。ミンストレル・ショーとともに広まった楽器でもある。長い棹に標準5本(弦数,サイズには変化が多い)の弦を張り,指先または義甲(ピック)を使って弦をはじく。共鳴胴は円形で表面に皮を張り,裏面は何も張らず開放してある。音色は甲高く明朗。西アジア,北アフリカに発生した棹の長いリュート属楽器がアフリカ黒人のあいだに伝わり,それが奴隷船によってアメリカ大陸に運ばれたものと考えられる。

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大辞林 第三版の解説

バンジョー【banjo】

撥弦楽器の一。円形で片面のみ羊皮を張った胴をもつギターに似た楽器。通常弦は四~五本。指またはピックではじいて演奏する。アメリカ民謡やデキシーランド-ジャズの演奏に用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バンジョー
ばんじょー
banjo

リュート属撥弦(はつげん)楽器。円形の胴に皮膜を張り、長い棹(さお)を取り付けたもので、西アフリカの人々がアメリカ大陸へ連れてこられた際に持ち込まれた楽器がもとになっている。今日では皮膜にプラスチックを用いており、膜の張力を調節するためにスネア・ドラムにみられるような金具がついている。胴の裏は板を張ったものが普通になっているが、閉じないままのものもある。弦は金属の場合が多いが、ガットやナイロン弦を用いることもあり、一般的には5~6本。そのうち1本は他より短い旋律弦である。これは楽器を構えたときにいちばん上にくる弦で、棹の途中に糸巻がある。これ以外の弦は、ギターなどと同様、上から下へと低い順に張られる。多くの場合金属製のフレットがあり、駒(こま)は皮膜上にある。指または義甲で弾く。かつてはミンストレル・ショーなどでよく用いられ、今日ではブルーグラスの主要な楽器となっている。[卜田隆嗣]

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世界大百科事典内のバンジョーの言及

【大正琴】より

…東南アジア,インド,ハワイ,アフリカなどにまで輸出され,それらの地域では,日本のコトといえば,この大正琴を指す場合もある。インドではブルブルタラングbulbultaraṅgとかバンジョーbanjoなどとも呼ばれ,イスラム教の賛歌の伴奏にまで用いられたことがある。【平野 健次】。…

【大正琴】より

…東南アジア,インド,ハワイ,アフリカなどにまで輸出され,それらの地域では,日本のコトといえば,この大正琴を指す場合もある。インドではブルブルタラングbulbultaraṅgとかバンジョーbanjoなどとも呼ばれ,イスラム教の賛歌の伴奏にまで用いられたことがある。【平野 健次】。…

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