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バーゼル バーゼル Basel

翻訳|Basel

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バーゼル
バーゼル
Basel

フランス語ではバール Bâle。スイス北部,バーゼルシュタット准州の州都。ライン川上流,スイス,フランスドイツの3国が国境を接する位置にあり,チューリヒに次ぐスイス第2の都市。初めはケルト人の居住地で,374年にローマの城塞が築かれた。

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デジタル大辞泉の解説

バーゼル(Basel)

スイス北西部、ライン川上流沿いにある河港都市。ドイツ・フランスと国境を接する。化学・繊維などの工業が発達。

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百科事典マイペディアの解説

バーゼル

スイス北部,ライン河岸の港市。ベルンの北方約70kmにあり,交通,商工業,貿易の中心で化学・繊維工業行われる。大学(1406年創立)がある。古代ローマ末期から司教座がおかれ,中世には商業都市として発展し,1431年―1439年バーゼル公会議開かれた

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世界大百科事典 第2版の解説

バーゼル【Basel】

スイス連邦を構成するカントン(州)およびその州都名。都市の人口は17万4000(1996)。 ライン川上流に発展した都市バーゼルは,374年以降ローマ帝国軍事基地としてまず言及されてくる。7世紀初めには司教居住地になり,司教支配下の都市として発展していった。14世紀後半に入って初めて都市は司教支配権から解放され,貨幣鋳造権,関税徴収権,裁判権を獲得した。次いで,ハプスブルク家が握っていた帝国代官職をも購入して,1386年以降は帝国都市となった。

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大辞林 第三版の解説

バーゼル【Basel】

スイス北部、ライン川上流に臨む河港都市。ドイツ・フランスと国境を接し、ライン川水運の終点。絹織物・化学・薬品などの工業が発達。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バーゼル
ばーぜる
Basel

スイス北部、バーゼル・シュタット(Stadt)準州の州都。フランス語名バールBle。人口16万4850(2001)で、チューリヒ、ジュネーブに次ぐスイス第三の都市。ドイツおよびフランスとの国境をなすライン川沿いに発達した町で、河川・鉄道交通の要地である。16世紀の宗教改革時に、フランス、イタリア、オランダから逃れてきた新教派の学者、企業家、商人らを市民が受け入れ、これが市の文化・経済の発展に貢献した。現在は化学工業(とくに薬品・染料)の一大中心であり、ほかに電気、機械、印刷などの工業が行われる。工業地区はライン川右岸の小バーゼルに立地する。ここにある河港を通じて多量の物資の輸出入が行われる。左岸の大バーゼルは商業・文化の中心で、大聖堂、美術館、歴史博物館などみるべきものが多い。国際決済銀行(BIS)本部所在地。[前島郁雄]

歴史

ローマの野営地バジレアBasileaとして374年に初めて記録に現れる。7世紀初頭、司教アウグストがこの地に司教座を移したことにより、宗教中心都市として発達した。9世紀には東フランク王国、10世紀にはブルグント王国、そしてのち神聖ローマ帝国に帰属した。14世紀にはペストや地震、火災などの災害により大打撃を被ったが、市の住民は徐々に司教支配権からの離脱を試み、またハプスブルク家から帝国フォークトVogt(知事)職を獲得した。そしてライン川右岸の小バーゼルほか近隣地域を獲得することによって都市国家へと成長した。交易の発達、公会議開催(1431~49)、スイス最古の大学の設置(1460)と、15、16世紀には文化・経済の繁栄期を迎えた。1501年にはスイス誓約同盟に永久加盟し、1648年ウェストファリア条約交渉にスイスの代表として参加、神聖ローマ帝国からのスイスの分離承認を取り付けた。1528、29年、宗教改革を実施し、司教は市を退去、その後市民と都市貴族とは市政上の対立を繰り返した。1833年バーゼル・ラント(Land)が分離し、バーゼル・シュタット、バーゼル・ラントとしておのおの準州(半カントン)となった。両準州を合わせてバーゼル州と総称する。バーゼル・シュタット準州は面積37平方キロメートル、人口18万6700。バーゼル・ラント準州は面積517平方キロメートル、人口26万1400、州都リースタルLiestalの人口1万2734(統計はすべて2001年)。[佐藤るみ子]

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