コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

パッサルゲ パッサルゲPassarge, Siegfried

3件 の用語解説(パッサルゲの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パッサルゲ
Passarge, Siegfried

[生]1866.2.16. ケーニヒスベルク
[没]1958.6.26. ブレーメン
ドイツの地理学者,地形学者。 1886年ベルリン大学卒業,1905年ブレスラウ大学教授となり,08~35年ハンブルク大学植民地研究所主宰となった。景観を論じ,最小の地理的個体としての「景観部分」を基礎にして,次第に大地域に進む組織と研究法を主張した。南アフリカの研究家としても知られる。 53年リッター賞を受賞。 56年ハンブルク大学名誉博士。主著に『景観学の基礎』 Die Grundlagen der Landschaftskunde (3巻,1919~20) と『比較景観学』 Vergleichende Landshaftskunde (4巻,21~30) がある。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

パッサルゲ【Siegfried Passarge】

1867‐1958
ドイツの地理学者。ケーニヒスベルク(現,ロシアカリーニングラード)生れ。F.vonリヒトホーフェンに地理学を学ぶとともに,地質学と医学を修め,医師国家試験に合格後,北カメルーン,南アフリカ,ベネズエラオリノコ川流域,ギアナなどの実地調査を行った。ブレスラウ(現,ブロツワフ),ハンブルク両大学で地理学講座を担当。観察と帰納法に基づく研究を重視し,W.M.デービスの地形理論を批判する一方,地理学における術語の厳密化をはかり,地表の体系的把握のために景観の類型化に関心をもつ。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パッサルゲ
ぱっさるげ
Siegfried Passarge
(1867―1958)

ドイツの地理学者。とくに地形学および景観学者として著名である。ベルリン大学で地質学、医学を、フライブルクで地理学を修めた。26歳のときから各地を探検し、1893年に北カメルーン、1895年にはベチュアナランド、カラハリへ、1901~1902年にはベネズエラ、1904年にはふたたびカラハリ、1906~1907年にはサハラの乾燥・半乾燥地域を探検した。これらの探検を基礎として自然と人間との関係に注目し、比較景観学の研究を行った業績を多く残した。1909年ハンブルク大学教授となった。[市川正巳]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

パッサルゲの関連キーワード英学池内蔵太海保漁村カッテンデイケ木下逸雲吉良仁吉小島紋次郎シーボルトニール山県太華

今日のキーワード

エンゲルの法則

家計の総消費支出に占める飲食費の割合 (エンゲル係数 Engel coefficientと呼ぶ) は,所得水準が高く,したがって総消費支出が大きいほど低下するというもの。エンゲル係数は国民の消費生活面...

続きを読む

コトバンク for iPhone