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ヒメハギ

百科事典マイペディアの解説

ヒメハギ

ヒメハギ科の常緑多年草。日本全土,東アジアの日当りのよい山野にはえる。茎は根元から束生し,高さ10cm内外,卵形の葉をまばらに互生する。4〜7月,紫紅色の蝶(ちょう)形の花を数個,総状につける。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヒメハギ【Polygala japonica Houtt.】

低山のやや乾いた明るい斜面にふつうにみられるヒメハギ科の常緑多年草(イラスト)。北海道~沖縄,朝鮮,中国,インド,ヒマラヤフィリピンに広く分布する。細く強い茎が束生し,花時の高さは10cm内外。花後,茎は伸長して20cmになる。葉は互生し,卵形または長楕円形で,光沢があり,花時は小さく長さ1cm程度,花後に3cmになる。花期は4~7月ごろ。葉腋(ようえき)から出た短い総状花序に,一見マメ科の花に似た紫色の蝶形花をつけ,愛らしい。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒメハギ
ひめはぎ / 姫萩
[学]Polygala japonica Houtt

ヒメハギ科の多年草。茎は基部から分枝して下方は地をはい、上方は斜上し、高さ10~30センチメートル、葉は短い柄があって互生し、長さ2~3センチメートル、光沢がある。4~7月、葉腋(ようえき)から総状花序を出し、紫色を帯びた花を数個開く。萼片(がくへん)は5枚、内側の2枚は花弁状になり、卵形で長さ5~7ミリメートル、紫色であるが、花期後に成長して緑色になる。花弁は長さ6~7ミリメートル、下部は合生し、先は房状になる。雄しべは8本、花糸は基部で合生する。(さくか)は扁平(へんぺい)で両側に翼がある。種子は楕円(だえん)形で褐色、白毛および付属体がある。丘陵に生え、北海道から沖縄、および中国に分布する。名は、花形がハギに似ているが、より小さいことによる。古くは和遠志(わおんじ)と称し、薬用とした。[小林純子]

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