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ファーカー Farquhar, George

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ファーカー
Farquhar, George

[生]1678. アイルランド,ロンドンデリー
[没]1707.4.29. ロンドン
イギリスの劇作家。ダブリンのトリニティ・カレッジを中退,しばらく俳優として働いたが,あやまって仲間を負傷させてから,劇作に転じた。代表作は,晩年の『募兵官』 The Recruiting Officer (1706) ,『伊達男の計略』 The Beaux' Stratagem (07) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

ファーカー【George Farquhar】

1678‐1707
アイルランド出身のイギリスの劇作家。王政復古期の風習喜劇の味わいを伝えながら,時代の変化に合わせて不道徳性を弱めた喜劇を多作し,過渡期の代表作家となった。作品は《徴募士官》(1706初演),《伊達男の計略》(1707初演)など。在来の風習喜劇と異なって作品の舞台をロンドンの社交界から田舎に移し,機知に富んだせりふだけでなく,笑劇的な状況によっても観客に訴えかけるところに特徴がある。【喜志 哲雄】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ファーカー
ふぁーかー
George Farquhar
(1678―1707)

イギリスの喜劇作家。アイルランド生まれ。ダブリンのトリニティ・カレッジ中退後俳優となるが、舞台で同僚を傷つけたため廃業、ロンドンに出る。処女作『恋と酒瓶』(1698)の成功をきっかけに創作を続け、『徴兵官』(1706)、『伊達(だて)男の策略』(1707)により文名を確立するが早逝。コングリーブに代表される都会風軽妙洒脱(しゃだつ)な風習喜劇に比べ、地方色豊かでヒューマンな作風を特色とし、王政復古期の最後を飾った。聖マーチン・イン・ザ・フィールズ教会に眠る。[野崎睦美]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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