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フェルナンド[6世] Fernando VI

世界大百科事典 第2版の解説

フェルナンド[6世]【Fernando VI】

1713‐59
スペイン国王。在位1746‐59年。側近にエンセナダなどの有能な啓蒙主義者を登用し,親英派・親仏派にかたよらない中道の政治を展開した。とくに衰退した国力の回復を意図して,周辺地方の経済発展を促すとともに,1752年には王立サン・フェルナンド美術アカデミーを創立するなど,文化・教育面での国家の統制力を強化した。外交面では,バチカンとの和親条約(1753)で国王の権能を大幅に認めさせ,ヨーロッパの戦いにはつねに中立政策を維持し,16世紀以降で最も平穏な時代を築いた。

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世界大百科事典内のフェルナンド[6世]の言及

【スペイン】より

…スペインの近代化の第一歩を印したフェリペ5世の統治について,忘れてならないのは,外交面で多大な影響力をもっていたイタリア人司祭アルベローニJulio Alberoni(1664‐1752)をはじめ,財政再建や陸・海軍の改革に功績を残したJ.パティニョエンセナダ侯爵など有能な側近の存在である。
[フェルナンド6世の時代]
 1746年に王位を継いだフェルナンド6世(在位1746‐59)は,フェリペ5世の中央集権主義の路線を踏襲し,ヨーロッパへの関与を避けて中立政策を掲げた。前述した4大臣職のほかに,大蔵大臣の職務を新たに設け,さらに,中央政府が発した法令が円滑に各地方・各県で運用され,機能しているかどうかを監視するための監督局を設けた。…

※「フェルナンド[6世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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