フォイエルバッハ

デジタル大辞泉 「フォイエルバッハ」の意味・読み・例文・類語

フォイエルバッハ(Ludwig Andreas Feuerbach)

[1804~1872]ドイツ哲学者ヘーゲル学派左派の一人。ヘーゲル批判から唯物論立場に立ち、自ら哲学を「人間学」と呼んだ。宗教批判の書「キリスト教本質」は、青年期マルクスエンゲルスらに大きな影響を与えた。著「将来の哲学の根本命題」など。

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精選版 日本国語大辞典 「フォイエルバッハ」の意味・読み・例文・類語

フォイエルバッハ

[一] (Anselm Feuerbach アンゼルム━) ドイツの画家。(二)の甥。イタリア絵画の影響をうけ、古典文学題材をとった作品を多く描き、肖像画にも秀作を残した。代表作「イフィゲネイア」。(一八二九‐八〇
[二] (Ludwig Andreas Feuerbach ルートビヒ=アンドレアス━) ドイツの唯物論哲学者。ヘーゲル左派の代表者。ヘーゲル批判を通して自然主義的人間学に到達。そのキリスト教批判はマルクス、エンゲルスに影響を与えた。著書「キリスト教の本質」など。(一八〇四‐七二

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旺文社世界史事典 三訂版 「フォイエルバッハ」の解説

フォイエルバッハ
Ludwig Andreas Feuerbach

1804〜72
ドイツの哲学者
ヘーゲル学派の左派で,独自の唯物論哲学を主唱し,マルクス・エンゲルスに影響を与えた。主著『キリスト教の本質』。

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367日誕生日大事典 「フォイエルバッハ」の解説

フォイエルバッハ

生年月日:1775年11月14日
ドイツの刑法学者
1833年没

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