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フォートリエ フォートリエ Fautrier, Jean

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フォートリエ
フォートリエ
Fautrier, Jean

[生]1898.5.16. パリ
[没]1964.7.21. パリ郊外シャトネーマラブリー
フランスの画家。ロンドンロイヤル・アカデミーとスレード・アカデミーで絵を学び,第1次世界大戦後パリに定住。 1923年表現主義的具象画で最初の個展を開く。その後一時絵画から遠ざかり,スキー教師として生計を立てた。

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デジタル大辞泉の解説

フォートリエ(Jean Fautrier)

[1898~1964]フランスの画家。抽象画を主として描き、第二次大戦中に制作された連作「人質」は、アンフォルメルの先駆として美術界に大きな影響を与えた。

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百科事典マイペディアの解説

フォートリエ

フランスの画家。パリ生れ。ロンドンのローヤル・アカデミーに学ぶ。1928年友人のA.マルローの依頼によりダンテ神曲》地獄篇のリトグラフによる挿画を制作。1945年《人質》の連作を手がけ,評論家ミシェル・タピエによってアンフォルメルの先駆者とされた。

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世界大百科事典 第2版の解説

フォートリエ【Jean Fautrier】

1898‐1964
フランスの画家。パリ生れ。1909年家族とともにロンドンに渡り,ローヤル・アカデミーに学ぶ。17年兵役のためフランスに戻り,やがてA.マルロー,J.ポーランら文学者と交友。28年にマルローの依頼でダンテの《神曲》地獄篇のリトグラフによる挿画を制作し,これがアンフォルメルを予告するものとなる。40年から《人質》の連作を手がけ,45年ルネ・ドルーアン画廊で展観した。アンフォルメルの先駆でもあるこの作品は,絵具をパレットナイフで塗り重ねた厚い画肌をもち,顔や風景といった主題にもまして,画面そのものの強さによって際だっている。

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大辞林 第三版の解説

フォートリエ【Jean Fautrier】

1898~1964) フランスの画家。第二次世界大戦中に制作した連作「人質」により、のちのアンフォルメルに強い影響を与えた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フォートリエ
ふぉーとりえ
Jean Fautrier
(1898―1964)

フランスの画家。パリ生まれ。父親の死後ロンドンに行き、ロイヤル・アカデミーなどで美術教育を受ける。1917年応召されフランスに戻る。21年ジャンヌ・カステルの支持を得て最初の油彩画を描く。28年リトグラフによるダンテ『地獄編』の挿絵を制作し、このころから抽象的な傾向をみせるようになる。34年フランス・アルプス山麓(さんろく)でスキー教師をして生活。40年パリに戻り、42年から44年にかけて「人質」シリーズを制作。この作品は、45年に発表され、アンフォルメル絵画の先鞭(せんべん)としてヨーロッパに影響を与え、入念な厚塗りと繊細な色彩は彼の絵画の特徴となった。49年から53年にかけて作品の複数印刷や「複数原画」の制作に専念する。60年ベネチア・ビエンナーレで大賞を受賞した。シャトネ・マラブリで没。[徳江庸行]

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