イタリアの劇作家、俳優、演出家。1957年妻で女優のフランカ・ラーメと劇団を結成し、主として自作の喜劇を上演した。作品は民衆喜劇の伝統にのっとったものであるが、社会風刺や宗教・政治批判を主題としている。1969年に発表し、自ら演じたワンマン・ショー『ミステーロ・ブッフォ』で国際的に知られることになる。翌年発表した『あるアナーキストの事故死』も世界の注目を浴び、イタリア以外の多くの国で上演される。1970年演劇集団「ラ・コムーネ」を結成し、過激な反体制運動を展開する。このため官憲とも問題を起こすことになるが、その一方日本でも上演された『払うの、払わないの』(1974)、『虎物語』(1980)、『クラクションを吹きならせ』(1981)といった傑作を世に送り出した。1997年ノーベル文学賞を受賞。
[田之倉稔]
各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...
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