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フッ素化学(弗素化学) ふっそかがくfluorine chemistry

世界大百科事典 第2版の解説

ふっそかがく【フッ素化学(弗素化学) fluorine chemistry】

フッ素およびフッ素の化合物を取り扱う化学。フッ素の存在は16世紀ころから知られてはいたが,フッ素はあらゆる元素のなかで電気陰性度が最大で反応性が強いため単体として取り出すことがなかなかできなかったほどであり,1886年ようやくフランスのF.F.H.モアッサンによって取り出された。化合物の多くがガラス質を侵し,しかも毒性が強く,取扱いが難しかったため,この分野の発展はとくに遅れていた。しかし工業的には,蛍石をはじめとする無機化合物が,ケイ酸塩工業に盛んに用いられていた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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